ルサカ

2008-04-23

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▼大変お久しぶりです。ザンビアのネット環境が悪かったので、さぼっていました。▼ルサカは都会です。▼本日皆さんあてに、メールを送りました。配属先の宣伝です。携帯でないメールアドレスがわからない人には送っていませんので、見たい人は連絡ください。これからは、ブログ更新はほとんどしないで、その代わりメールが中心となりそうです。▼とはいえ、メールを見るのもいらいらするスピード。ザンビアタイムに慣れるには時間がかかりそうです。
▼来週より仕事が始まる予定です。職場にはネットがつながっていないので、メールをする時間は一ヶ月に1回くらいでしょうか?また、何か考えます。

あせらない

2008-03-21

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▼準備をしています。

▼19日は東京に買物。秋葉原-神田界隈で寝袋、雨具、デジカメ予備電池、メモリーカードなどを購入。ザンビアは5℃まで下がるという話なので、近所にてフリースとか冬物を探すが、世の中は春の陽気に浮かれていて見つからず。夜はFさん、Hさん、Mさんとネパール料理。基本カレー系のスパイスで、豆のサラダとか、餃子みたいなものとか。ケニアのビール「TASKAR」を初めて飲んだ。そのままFさん宅泊。引越し直前で家に大型テレビのみ、暖房はなく酷寒。

▼翌20日朝新幹線にて、豪雪地帯のSさん宅へ。昼着。5年くらいぶりのスキーだったけど、なんとなくすべれる。霧に囲まれる悪天候の中、転びながらもすべる。その後カニを買いに車を飛ばし、Sさん夫妻、Tさん夫妻と合流し、夜はカニ鍋を味わう。カニ鍋、ぶりのこども(名前忘れた)の刺身絶品。

▼21日朝から豪華な食事+温泉と人をだめにするような贅沢を。ドライブに行き、6mという雪の壁や、城などをみて、昼飯食って帰る。みなさんありがとうございました。大宮乗り換え新宿へ。旅行会社にて航空券とパスポートを受け取る。香港-南アフリカが13時間以上かかるとのこと。遠い。

まだ始まっちゃいねえよ

2008-03-18

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▼ということで、今日から荷造りをはじめました。ケニアは「何でもある」と聞いていたけれども、ザンビアは「何にもない」と。行先も仕事の内容も変わったので、東京まで行き、変圧器、コンセントのアダプター、ジップロックなどを購入。とはいえ、買いもらしの品があるので、明日再度挑戦します。アドバイスいただいた皆さん、感謝です。

▼15日はJICA地球ひろば(広尾)へ行き、ザンビア隊員の報告書を閲覧。場所は違うものの過去に生態調査隊員が派遣されていたことを知る。そして、最近のものをいくつか読んだ。それぞれの知識や背景、性格が違うので、それぞれ違うアプローチを採る。そして、最初の半年くらいは悩んだり、何かを始めてみたりして、一年半を過ぎた頃に挫折や困難の先にある何かをみつけ、達成するというドラマチックな展開に静かに感動してしまった。▼夜は大学の友人とその友人Sさん、Hさん、Mさん、OさんとSさん宅にて鍋。変な名前の貝がおいしかった。終電をすっかり忘れて、泊めていただくことに。

▼16日早朝にSさん宅を出て福岡へと。機内は爆睡し、生態学会へ。いや、大きい学会で、要旨集なんて2cm以上あり、ポスターのコアタイムなんて人だらけで。勉強になったし、刺激も受けたし、本も買ったし、満足。17日夜の飛行機で羽田に戻る。

ザンビアに行きます

2008-03-14

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■先週に報告したとおり、赴任が決定しました。
■ザンビアです。出発は03/24の予定です。
■国立公園にて動植物調査を行う予定です。詳しくはメール等でお伝えしました。□詳細を知りたい方はメールください。
■ザンビアは南部アフリカに位置する内陸国です。観光名所としてはジンバブエとの国境に「ビクトリアの滝」があるほか、国立公園のサファリもできるようです。日本からはヨーロッパ、南アフリカ、ケニアなどで飛行機を乗り換えて行くことになります。
■ザンビア情報は以下のサイトをご覧ください。
wikipedia「ザンビア」
在日サンビア共和国大使館
ザンビア共和国観光局(英語)

近況報告

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▼ついに出発が決定。そのとたん風邪をひき、今週前半なにもせず過ごす。出発までに完治しなくては。▼3/13は新宿にて幻のケニア隊数名と飲む。このメンバーではしばらく会えないな、など話は尽きず。Oさん生八つ橋ありがとうございます。▼既に出発した皆さんからもメールが。ありがとうございます。お役立ち情報、多謝です。

地球温暖化と生物多様性fromちば

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地球温暖化と生物多様性 from ちば
2008/03/09 10:00-17:00☆幕張メッセ国際会議場 2Fコンベンションホール(幕張)
☆主催:ちば生物多様性県民会議・千葉県・千葉県教育委員会・千葉県立中央博物館・生物多様性JAPAN・2008年G8サミットNGOフォーラム環境ユニット
☆後援:環境省・兵庫県・読売新聞社

★プログラム
<あいさつ>
<基調講演>
・温暖化に追われる生き物たち
・地球温暖化と生物多様性:複雑なパズルのピースを組み上げる
・気候変動と生物の多様性―新たな地球規模エネルギーパラダイムの必要性
<知事対談>
・千葉から兵庫へ
<千葉の里山・・・その風景と活動>
<地域の取り組み紹介>
・気候変動が生物多様性に与える影響について
・ネパールの山岳地域における生物多様性の保全と気候変動
・房総半島の植物・植生と温暖化
・コスタリカの気候変動と生物多様性
・千葉の里、そして山と海…生物多様性の現場から
<パネルディスカッション>
・地球温暖化と生物多様性の取り組みについて
<まとめ>

★参加者は400人以上。定員400名だったが、立ち見がでる盛況ぶり。☆同時通訳あり。
★前日に引きつづきG20グレインイーグルズ閣僚級対話関連のイベント。☆この日は全体としてショーとして演出されていた。たとえば、千葉県知事から兵庫県知事への地球儀の受け渡しや、シンガーソングライターによる歌の披露など。
★午前の途中(気候変動と生物の・・・)から入り、パネルディスカッションの直前で退去。

★遅刻・早退なので、なんともいえない。
★細かい点では
☆ネパールでは氷河が融けて、その水が決壊して下流に洪水を引き起こすことが問題
☆千葉の館山でカゴメランの生育が確認された。☆気温が上昇すると千葉県の暖かさの指数(温量指数、WI)は鹿児島県平地並みとなり、里山は落葉広葉樹から常緑広葉樹に変化するとの予測があるそうだ。
☆コスタリカは気候変動により、雲霧帯への影響が心配とのこと。コーヒー栽培の適地が標高が高い国立公園のに移動しそうだ。

地球温暖化と生物多様性

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地球温暖化と生物多様性 一緒に考えよう!?地球温暖化が生物多様性に及ぼす影響について
2008/03/08 10:00~17:00☆幕張メッセ国際会議場301号室
☆主催:生物多様性JAPAN、共催:ちば生物多様性県民会議・千葉県、協力:(財)世界自然保護基金ジャパン・IUCN-J・(財)日本自然保護協会

★プログラム
<あいさつ>
<第1部>
「地球温暖化と生物多様性の危機」
「地球温暖化と昆虫」
「政策策定プロセスの検証―「生物多様性ちば県戦略」の策定にあたって」
<第2部>
「事例紹介」
・ガン類の越冬地の北上と個体数急増が意味するもの
・いすみの海と温暖化
「意見交換」
<総括>

★参加者は240名程度。若者が多く、おそらく学生だろう。

★ノート:
☆日本の気象庁は世界に誇るべき生物季節(さくら、紅葉、つばめ、ウグイス…)に関する全国を網羅するデータを豊富にもっているそうだ。なかでも「さくら」は1000年(平安時代)ころの古文書にも開花時期が書かれており、最もデータが充実している。これに次ぐのはヨーロッパのぶどうの収穫時期とのこと。☆一般に植物より動物の方が気温上昇に対する応答が速いとのこと☆千葉県外房沖では、かつて35-40cmくらいのアワビとれるなど豊かな漁場だったとのこと

★温暖化→生物多様性への影響というのは、今のところいくつかの種については認められるが、全面的に影響が認められてはいないようだ。☆もちろん、今から対策をとるべきで、温暖化は広範囲にわたり同時におこる可能性があり、また影響も深刻になる可能性があるというのは、そのとおりだ。ただ、参加者から必要以上にセンセーショナルな部分だけを抜き出して考えているのでないかと思うような発言もあった。
★「地道なデータの蓄積」と「科学者の政治への関与」が繰り返し話題にのぼった。特に後者はIPCCをモデルに…とのこと。

もう少し待ってください

2008-03-08

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▼おととい(3月7日)、事務局から派遣国の振り替えの連絡が来ました。詳しい情報が得られしだい、皆さんにお伝えしますのでもう少々お待ちください。

▼今週も先週同様基本的に、ハングル勉強、ギター練習、読書など趣味全開。ただし、振り替えの連絡以降ネットをフルに使い情報収集に努める。スイッチを入れなくては。
▼3月4日は広尾へ。ラッシュに激突し会場到着前に疲労困憊。都会に負ける。昼はセネガル料理(写真下:名前失念)。ジャガイモ、タマネギ、ピーマンなど野菜を煮て、焼いたサバをそのスープにさっと入れたものを長粒米にかけたようなもの。ハーブやスパイスは使っていないが生臭くなく、普通においしい。帰りもラッシュでやり場のない怒りが。

▼3月6日は表参道へ。おしゃれ度の高さに東京って広いなと、やや卑屈になる。表参道にはアイルランドの国旗が飾ってあって、これはセント・パトリック・デーのため。
▼本日は幕張へシンポジウムを聞きに。内容はまた今度。

▼『民族動物学 -アジアのフィールドから』(周達生著、東大出版会)図書館で借りて読む。▽著者の愛が詰まった本。本筋に関係ない記述や何度も出てくる「ここでは詳しく述べない」と言う文、細部に愛を感じる。▽中国には昆虫少年がいないとか、椰子の実を採るサルやヤマガラのおみくじ引きの調教の仕方とか、ベトナムでは金魚の餌としてボウフラを市場で売っているとか。▽満喫。人間の知恵?と工夫に感心。

森林療法の先進的事例

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第8回森林の仕事を語るシンポジウム「森林療法の先進的事例」
2008/03/06 14:00-17:00☆南青山会館(表参道)
☆主催:林野庁、豊かな森林づくりのためのレディースネットワーク・21

★プログラム
<あいさつ>
<基調講演>
「官民協働で進めた“癒しの森作り”」
<フロアディスカッション>
「森林療法を通じた地域づくりにおける官民協働のあり方」
<あいさつ>

★参加者は70人程度。「豊かな…21」は都道府県の林業に関係する女性職員のあつまりとのこと。これを反映して女性の割合が高い。
★今回の「先進的事例」は長野県信濃町。同町には学生時代に何回も行っているので、土地勘があり理解がしやすかった。スライドの写真を懐かしくみた。

★ノート
☆基調講演1:町役場の方の講演
・信濃町の森林療法はドイツの「クナイプ療法」を基とし、地元らしさを加えている。
・森林浴に科学的根拠を付け加えて森林療法
・呼吸法、水療法、食事療法、アロマ、カウンセリング、ヨガ、ノルディック・ウォーキングなど多彩なメニューを用意。
・森林メディカルトレーナー、癒しの宿を認定
・癒しは来訪者だけでなく住民も対象とする
・癒しの森を核としたまちづくり
☆基調講演2:事業を担う「ひとときの会」の方の講演
・ひとときの会の活動内容;会員の資質向上、プログラム開発、イベントなど
・プログラムの紹介
・町民を対象とした健康講座

★最初は森林療法って何?と不審がってたけど話を聞くと、癒されたい人がいるならそれでいいのだと、理解した。動植物を見に森に行く人もいれば、癒されに森に行く人もいる。
☆信濃町の取り組みは国内では先進的だそうだ。このユニークな取り組みが成果を挙げつつある理由の一つは、きっかけと運営の鍵になる人の存在でこの場合役場の方ということのようだ。☆もう一つ大きな理由はネイチャーガイドなど既に地元に技能を持った人がいたこと。
☆健康というのは地域をまとめるうまい鍵のひとつ
☆リピーター率が高いそうだが、これはこまめな対応の成果だろうとのこと。電車が出発するまでの時間をサポートしたり、要望をしっかり聞いたり。自家製のジャムや漬物でもてなす「森でのティータイム」が好評とのこと。
☆気になったのが、アロマオイル。山で採ったクロモジの実から抽出している写真があった。興味あり。

アフリカの飢餓撲滅と農業・農村振興

2008-03-05

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アフリカ開発セミナー「アフリカの飢餓撲滅と農業・農村振興」
2008/03/04 10:00-16:40☆JICA広尾センター講堂(広尾)
☆主催:(社)国際農林業協働協会: JAICAF 後援:農林水産省、(独)国際協力機構: JICA

★プログラム
・あいさつ
<発表>
・東アフリカの野菜・果実の貿易とODAの役割:ケニア・エチオピアのケース
・西アフリカにおける農村部の飢餓撲滅のための農業・農村開発
・ベナンの食糧生産とネリカの役割
・エチオピアにおける薬用作物 -「高収益」作物の現状と可能性-
・アフリカにおける一村一品運動:その多様な適応可能性を探る
<総合討論>
・アフリカにおける農業農村開発とTICADⅣ
・閉会

★参加者は100人程度。アフリカ各国の大使館からも人が来ていた。30代以上のスーツの人が多く、アフリカや開発に関連する仕事をしている人達のようだった。英語の同時通訳あり。総合討論の途中で退席。
★農水省から受託したアフリカの農業に関する調査・研究事業の発表。

★開発というテーマなのだが経験も知識もないので何ともわからない。そもそも開発と聞いて浮かぶイメージもあいまいだし、開発の計画を立てるときの視点や論理、注意点、一般的な背景などがさっぱりわからないので、発表を聞くだけではその内容がどうなのかわからない。☆勉強しましょう
★そんな中「エチオピアにおける薬用植物~」は興味深かった。:エチオピアの農作物(コーヒー・チャット(カート)・エンセーテ)の伝統的な薬用植物利用についての民族植物学的調査。
☆エンセーテEnsete ventricosum:エチオピア原産、エチオピアで栽培化されるバショウ科の植物、高さ7~8m。茎と根に含まれるでんぷんを発酵させて主食とする.。葉や茎から繊維が採れる。エンセーテ1本で4人×1ヶ月を賄える。
☆チャット:畑から小売店まで、3段階程度の中間商人を経るが、要する時間は10時間以内。成熟した流通システムがみられる。コーヒー価格の下落に伴い作付面積増加中。10万円/日の収益を上げる農家も。
☆農村部の家庭では主婦が薬用植物に関する知識を持っており、植物を識別し、効能を考慮して使用する。マーケットで薬用植物が販売されている。生/粉/調合したものなど。薬はすべて植物性。
☆エチオピアでは「伝統医」が職業として確立。ライセンスあり。
「Flora of Ethiopia & Eritrea」が刊行されている。薬用植物のかなり詳細な図鑑もある。☆世銀による研究がすでに行われている。

何もせず

2008-03-02

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▼ついにケニア情勢に変化が。連立政権樹立の方向へという報道あり。もうそろそろ、事務局から連絡がくるらしい。▼特に何もしない日々。29日はシンポジウム→神保町へ。28日、2日は読書。1日は地元の友人Fさんと会ってしゃべりたおす。なぜかハングルの勉強をしたり。▼言語の勉強には「東京外語大言語モジュール」が充実。その他BBC Languages(英語)が面白そう。スコットランド語とかウェールズ語とか。残念ながらスワヒリ語はいいものが見つからず。▼春が近づいている。道路の脇にヒメオドリコソウや、オオイヌノフグリ、タネツケバナの花が咲いている。

国立公園保全活動へのボランティア参加を考える

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国立公園保全活動へのボランティア参加を考える
2008/02/29 13:00-16:00☆御茶ノ水ビジネスセンター ホール1A(御茶ノ水)
☆主催:財団法人国立公園協会

★プログラム
・あいさつ
<基調講演>
・国立公園はみんなの参加を待っている
<パネラー発表>
・パネラー6名の自己紹介
<パネルディスカッション>
<質疑応答>
・あいさつ

★参加者は100人程度。若い女性(学生?)が多いけど春休みだからか?その他、スーツの男性と私服の男性(50代以上)が目立つ。
★(財)国立公園協会が始めるボランティアプログラム(「国立公園保全活動ボランティア隊」)の立ち上げを記念して企画されたシンポジウム。

★ノート
☆基調講演
・(財)国立公園財団の紹介
・国立公園の保護と利用
・国立公園が面している課題(ゴミ/登山道整備/外来種除去/獣害…担い手不足)
・ボランティアの可能性(目的・主体等を明確にすること)
・団塊世代の大量退職
 環境省と世間にもの申すという内容で引き込まれる。たとえば、保護と利用では利用のバランス、特殊法人改革、環境省の入札制度改革などに対する意見。

☆パネラー自己紹介
・大学の取り組み(主に千葉大学);サークル、臨時の公務員、インターンシップなど
・国立公園とレンジャーの業務;二名で43,018haを管轄とのこと
・桧枝岐村でのゴミ除去の取り組み
・東京電力の尾瀬における環境保全の取り組み
・団塊世代のボランティア参加について
・鹿沢からの報告
 
★ボランティアの満足感を高めるためには「ほめる」「感謝する」こと、その気持ちを示すこと。また「終わったあとの温泉や飲み会」も多くの人が満足するとのこと。これは日本人の薬なのでしょう。☆ボランティアつながりで協力隊と制度を比較すると、協力隊は恵まれてるなと思う。各パネラーが現状と課題について共通の認識を持っていたようで特に議論なし。ボランティアのコーディネーターが必要ということと、ボランティアは主に環境教育の観点から意義深いということ。☆いや、実際に走らせると細かい苦労の連続だろうなと想像する。ボランティアだからといってだれもが謙虚なわけではないのだし、そもそもボランティアの能力や適正は千差万別だろうし。

変化なし

2008-02-27

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▼前回投稿以来特に変化なし。

▼26日は世界らん展日本大賞2008をみるべく東京ドームへ。15:30からの入場は¥1,500と少し値引き。とりあえず、人がいっぱい。こんなにラン愛好家がいるんだと関心する。▽それにしてもランは色々ある。花のかたち、色、香り。春蘭やフウランの清楚な美しさ、グロテスクで奇妙なパフィオの花、普通じゃない量の花をつけた胡蝶蘭。ある花はお香のような香り、隣の鉢は桜餅の、そしてその隣の鉢はキャラメルの香りがした。▽ランの販売やお土産コーナー(オリジナルグッズあり;主力はハンカチの様子)をのぞいて何も買わずに帰る。

▼そして本日27日はパンを焼く。

▼『Wildlife Wars』(Richard Leakey, Virginia Morell著, St. Martin's Press)ようやく読了。読み始めてから半年くらいか。KWS(ケニア野生生物公社)初代長官の手記。▽収穫多。話は象牙の取引をめぐる国内外の攻防からはじまる。密猟者との終わりが見えない戦い(死傷者多数)。そして、はじめは貧しく汚職も蔓延していた組織にも改革の成果が見えはじめ、世界銀行からの多額の融資をうけることが決定する。だが途端に政敵や大統領の取り巻き?(kitchen cabinet)が登場しあらぬ疑い(汚職、特定の人種優遇)をかけてきたり、横槍を入れてきたりする。▽著者の手記であるからして、すべてが真実/公正かどうか分からないわけだけれども、ケニアの実際が垣間見える。そして、現在起きている問題の芽が10年くらい前から存在していたことがわかる。ケニアの野生生物に対する政策の勉強にもなった。

不動

2008-02-23

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▼小笠原から帰ってからというもの特に外出せず。というのは、連絡があるのではと踏んで予定を入れなかったからだが、まだ時間掛かりますとの連絡があったところ。写真を整理したり、本を読んだり。

▼2月22日には練馬区牧野記念庭園に行く。植物学の巨人、牧野富太郎が晩年を過ごした家(?)が公開されている。庭にはセツブンソウをはじめ様々な草木が植栽されていて、もちろんスエコザサもあった。中にある小さな展示館ではビデオが放映されており、さく葉標本や植物画が数点展示されている。植物画は非常に精密で、驚く。うらやましいとも、あやかりたいとも思わず、感心するばかり。

▼『文明崩壊』(ジャレド・ダイヤモンド著 草思社)読了。示唆に富んだ内容。本の中で繰り返し語られる社会の崩壊のパターン。その中で生活する人々の考えと行動。時間と場所を超えて浮き上がるものを感じる面白さ。▽著者の思考法(自然実験、複数の関連する要因の想定、問題の背景と引き金という枠組み:火薬とマッチの火の比喩など)は、科学的に妥当だと思わせる。▽現代社会を扱ったルワンダの章、ニューギニア高地の知恵(排水の溝を斜面に垂直に掘るなんて!)を描いた章は勉強になりました。

小笠原諸島:父島・母島

2008-02-19

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▼2/6-2/16 まで小笠原に行った。東京から船で約25時間。固有種とクジラの島。

▼父島:ホエールウオッチングの最盛期。ザトウクジラが確実に見られる。ツアー業者も多い。▽山は乾燥している。琉球と似た種類が結構あるので、予習不足だったがなんとなく同定可能。どんぐりの仲間が成育していないので植生はかなりちがう。ナタオレノキがいっぱいあったり、山の上までアダン(タコノキですが)やビロウなどが生えているとか。

▼母島:のんびりした漁村。乳房山の雲霧林ではワダンノキやハハジマノボタンが普通にみられて、感動し写真とりまくり。アカギがいっぱい入っていて深刻さを認識した。もう一日くらい山を歩きたかった。

▼小笠原にはおがさわら丸という船で行ったのだが、そのほかにも共勝丸という船が月3回くらい出ているらしい。食事つきで早くて48時間くらい、遅いとそれ以上、ものすごく揺れるらしい。▽島に来る観光客はリピーターが多い。4回目、5回目なんていうのが何人もいる。いや、大変ですね。

南国へ

2008-02-05

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▼明日から南国に行くことにしましたので、ここはしばらくの間お休みします。来週の土曜に帰ってくる予定です。▼今日は南国へ行く準備を。時間調べたり、予約したり、地図買ったり、荷物詰めたり、充電したり。
▼ネットで注文したケニアの動植物の図鑑が次々に届く。

近況

2008-02-04

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▼先週は関東でシンポジウムにいったりしたり。▼出席して感じることは二つ。「色々あった。」と「若者がいない。」▼このようなイベントに参加すると、よい講演/そうでもない講演、よい司会者・コーディネーター/相でもない人というのが分かったような気になる。将来、行政・市民の対話型の集会が増えるにつれて、「よい司会」の必要性が高まるのだろうけど、このような人材はどこにいるのだろう?▼イベントはインターネットで探しているけど、こりゃ若者にあんまり使われていないのかな?▼2/1(金)にケニアについての説明会あり。結果は昨日書いたとおり。久しぶりに全員集合なので、当然終了後はチーム・ケニアで飲みに行き、さらにSさん宅へ。合宿のような、楽しくくだらない話をしてファーストクラスの座り心地のソファーで就寝。▼その他は家/図書館/ファミレスで本を読んだり、勉強したり、ギターをひいたり。しかし、一ヶ月前に図書館で借りた「植物生態学」(朝倉書店)未だ読了せず。

今、注目される農村の自然環境

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今、注目される農村の自然環境 ~農村環境をみんなで語ってみませんか~
2008/02/03 13:30-16:00☆水土里ネット印旛沼(印旛沼土地改良区) 2F会議室(佐倉)
☆主催:関東農政局、運営:(財)自然環境研究センター、協力:水土里ネット印旛沼(印旛沼土地改良区)

★プログラム
・あいさつ
<基調講演>
・農村地域における生物多様性
<事例紹介>
・印旛沼の水辺の植物
・印旛沼周辺における外来植物の現状
<意見交換>
・総括

★参加者は80人程度。50歳くらいの男性が多い。地元の人が多い様子。雪の悪天候にもかかわらずこれだけの人数が参加していることに正直おどろいた。
★テーマは外来植物、特に「ナガエツルノゲイトウ」、「ホテイアオイ」について。両種ともに昨年印旛沼周辺で爆発的に発生した箇所があったとのこと。水面を埋め尽くしもう少しで機場がうごかなくなるかというほどだったそうだ。☆印旛沼の周辺では環境に関する集会が頻繁に開かれているようで、会場に他のイベントのポスターやちらしが置かれていた。

★ノート:
☆基調講演
・ダッシュ村(TOKIO)で農村環境を復元したことにより、カエル/ヘビ等の生物が増加した。
・昔の農村の景観要素(水田・畑・林地・茅場など)とその空間分布。
・昔の農村環境の実物大モデルによる再現した結果、トンボ・カエル類の移動距離、農耕のスケジュールとトンボの羽化時期の関係等がわかった。
・田んぼの学校の取り組み。環境教育と地域おこし、都市・農村の交流。
☆事例紹介:
・昔の印旛沼と干拓事業による湖岸の変化。
・印旛沼の水草相、水草の分布状況の経年変化。主な水草の紹介。
・保全に向けた取り組み。
・ナガエツルノゲイトウについて
・関東農政局による外来生物調査の紹介。

★基調講演は面白かった。農村環境の実物大モデルは35ha。ダイナミックな実験で、土地を造成して谷津田をつくったそうだ。☆田んぼの学校では大工さんが足踏み水車を作ったそうだ。効率は小型ポンプに勝るそうだ。演者は動態展示するべきと主張。確かに、動いているのを見てみたい。
☆ナガエツルノゲイトウの被害は深刻だ。はじめは「外来植物」が主題というのがよくわからなかったが、現実的な要請なのだ。効率的な防除、これはものすごい勢いで増えるのだから大変だ。だれが担い手となるのだろう?しばらくはその場その場での対応、手探りがつづくのだろう。

グローバルに環境問題に取り組むソニーの活動事例

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グローバルに環境問題に取り組むソニーの活動事例
2008/02/02 14:00-15:00☆品川区環境情報センター(大井町)

★講師:佐竹一基(ソニー株式会社 環境推進部 統括部長)
★当日参加。30人弱が参加。50~60才くらいの男性が多い。45分の講演+質問15分。
★ソニーより小冊子3冊をいただく。『CSR Report 2007』『 未来への約束 ソニーの環境への取り組み』『未来を生きる君たちへ』 すべてカラーです。
★ノート:
・ソニーの仕事(エレクトロニクス・ゲーム・銀行など)
・ソニーの世界の地域別売上比とCO2排出比
・ソニー環境ビジョン(温暖化・省資源・化学物質・自然環境)
・製品の使用時CO2排出量の削減の努力(テレビ)
・有機ELディスプレイの紹介
・省資源の努力(再生プラスチック/梱包材の見直し)
・鉛フリーはんだ(RoHS指令)、植物原料プラスチック
・再生可能エネルギーへの置換(証書化し購入可能となっている)
★スライドがきれいだった。☆再生可能エネルギーの証書化。どのぐらい売れているのか、有名なのか知らないけれど、面白いなあと。☆ソニーくらい大きい会社だと、小さな国を優に超える影響力があるし、責任もあり、と平凡な感想を持ちました。

ケニアへの派遣について

2008-02-03

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■一昨日、事務局よりケニアの現状について説明を受けました。その中で、同国西部への派遣は難しいとの話があり、これを受けて他国への派遣先の変更にむけた手続きをはじめていただきました。■先週からのケニア西部(リフトバレー州・西部州・ニャンザ州)を中心とした地域の状況の変化によるものです。■ケニアの情勢については外務省海外安全ホームページをご覧ください。■ケニアの混乱が収拾することを願います。

地球環境問題の行方

2008-01-31

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第171回 Brown Bag Lunch Seminar 地球環境問題の行方
2008/01/31 12:30-14:00☆千代田会館4F「FASID セミナールーム」(九段下)

★講師:小町 恭士氏 地球環境問題担当特命全権大使
★メールで事前申し込み。参加者は約60人。大学、官庁、国際機関などからの参加者が多い様子。部屋には飲み物が用意されていた。講演1時間その後30分の質問という構成。
★地球環境問題とはいっても、すべて地球温暖化と二酸化炭素の排出に関する話だった。1992年から現在にいたる温暖化をめぐる議論、特に日本、アメリカ、EU、新興国、およびその他開発途上国の主張の解説。今後の展望、特に洞爺湖サミットとアメリカ大統領選について。
★関連する知識が乏しいもので、そうなんだなと。普段考えない国益について考えることは難しい。☆ともあれ、このようなセミナーを定期的に171回もやっている、すごい。☆FASIDというのは国際開発の教育・研究機関だそうです。正式には財団法人国際開発高等教育機構。

三番瀬再生国際フォーラム

2008-01-30

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三番瀬再生国際フォーラム
2008/01/29 10:00-17:00☆幕張メッセ国際会議場(千葉市幕張)

★プログラム
・あいさつ(千葉県知事)
<基調講演>
・オーストラリア シドニーのボタニー湾タウラ海岸とラグーンの修復・再生について
・三番瀬:世界的視点から見た、国際的に重要な湿地の懸命な利用について
<三番瀬、生物多様性についての説明・発表>
・三番瀬のこれまでの歩み、県三番瀬再生計画紹介
・ちば生物多様性県民会議での私の活動報告~三番瀬と川と里とをつなぐ生物多様性を求めて歩いて見えたもの~
<分科会>
1:藤前干潟保全の過去・現在・未来~三番瀬保全と東京湾再生へのエール
2:海の生物多様性の宝庫~珊瑚礁の再生・保全に向けた沖縄・八重山での新たな取り組み
3:千葉モデルの原点~三番瀬円卓会議、そして三番瀬再生会議を振り返る
<総括パネルディスカッション>
・これからの三番瀬の保全・再生と住民参加

★参加者は300人程度、午後になると1/4位減。16:30ごろ退席。平日昼ということもあり、スーツを着た男性が多数派。その他50代以上の男女も多数。☆会場は大変に立派、同時通訳あり。基調講演の演者は英語で発表。☆午後の分科会は1~3から選択。当日申し込みは1または2から選択で、私は「2:石西礁湖」を選択☆その他会場外のスペースに写真等の展示あり。

★三番瀬とは東京湾の湾奥部の浦安・市川・船橋・習志野市の沖に広がる干潟。かつて東京湾に分布していた干潟の9割は埋め立てなどで消失したが、三番瀬は千葉県富津沖などとならび現在わずかに残存するもののひとつ。カモ類、シギ・チドリ類の生息地としても知られる。☆これまでに埋め立ての計画があったが、紆余曲折あり、2001年に現在の千葉県知事堂本氏が埋め立て計画の白紙撤回宣言を行った。その後県民代表、行政機関、自然保護団体を交えた「円卓会議」が再生計画案を作成、それを受け「再生会議」を設置し、様々な取り組みをスタートさせている。☆千葉県のサイトはこちら

★千葉県民なのに、三番瀬では全国に先駆けて、自然再生法よりも早く、話し合いを通した合意形成(知事は「地域民主主義」と)の取り組みが行われていたことを知らなかった。この会議ではこれまでの取り組みを振り返ることに重点が置かれていた。☆「円卓会議」だけで2年間に22回開催し、また県は素案をまったく作成しなかったという。先行事例も少なかっただろうから、関係者の努力と苦労は相当だったろう。

★以下はノートより:
★「オーストラリア、シドニーの…」:シドニーの南部における養浜による自然再生の事例紹介。埋め立て等による湾内の流れの変化によって、砂が移動した結果、河口閉塞による水質変化や、海鳥(アジサシ)の産卵地が陸とつながったためキツネ等により捕食されるようになったなどの影響がでたと。これを元に戻すため養浜工事を実施。港・空港・レジャー・先住民の文化的遺産などとの軋轢と合意形成。今後も10年に一度くらい同様の工事を行わないと維持できないとのこと。
★「三番瀬:世界的視点…」:韓国の「セマングム(wikipediaにリンク)」はシギ・チドリの重要な生息地かつ、漁業活動が行われているところであるが、干拓工事により消失しそうになっている。シギ・チドリ類は採餌方法などhighly specialized。鳥類は環境のhonest indicatorである。また、「ウェットランド・人々・鳥はひとつ」であると。また、韓国と日本の環境意識の違いについてもコメント。
★「石西礁湖…」:石西礁湖はクリアランス船・白化・赤土・オニヒトデ・レジャーなどによりサンゴが危機的状況にある。自然再生事業が行われているが、会議の参加者が98名もいるので合意形成が大変である。ワークショップ、部会、ワーキンググループと分かれて討議している。漁業関係者は3名のみで陸の人が多い。☆はじめに「会議のルール」を作成した。時間は守りましょう、他人の発言の尊重…☆島の生活を考慮した会議の進め方

★日本人が話し合いに詰まったときどうするか?という話が面白かった。酒をのんだり、ご飯をたべたり。その他一緒に汗を流すのがいいんじゃないか?と。★最近は三番瀬に対する県民の意識が薄くなっているのではという意見があった。もっと広報が必要なんだという指摘もあり、そうなんだろうなと納得した。

関西

2008-01-28

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▼23日~26まで関西地方にいました。寒かった。

▼三田まで行ったにもかかわらず、人と自然の博物館は休館で入れず。ということで万博の国立民族学博物館へ。開催中の企画展「世界を集める-研究者の選んだみんぱくコレクション」では沖縄市(コザ)より故・照屋林助氏の四線が、空港通りの写真などとともに展示されていた。その他アフリカコーナーを重点的にみる。ひょうたんの模様とか、マサイ族の盾とか。

▼京都ではMさんの家におじゃました。すばらしい家で癒されたような、そうでもないような。Mさんありがとうございます。

▼25日は北野天満宮の骨董市→京都国立近代美術館「玉村方久斗展」へ。骨董市では古い布とか、古い双眼鏡とか買物欲を抑えるのが大変。美術館もよかった。夜はIさんのやってるゲストハウスに宿泊。外国人にパチンコの遊び方を説明(よく知らない)したり、中国での値切り交渉のしかたを聞いたり。「日本って、ごみが落ちてない」というのと、「画面が動く携帯がすごい(ソフトバンクのカシャってなるやつだと思う)」ということを強調していました。

▼とにかく寒かったので、さっさと帰ることに。東寺によって、午前中の中央道経由のバスで東京へと。バスの中から見る伊那谷の冬景色とても美しかった。▼帰宅後は、まただらだら生活へと。活力度低し。

怠惰

2008-01-22

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▼ここ数日アフリカの図鑑などをネットで買いあさる。所持金がゴンゴン減っていく、おそろしい。神田の古本屋に会ったアフリカの蝶の図鑑(¥2,000)これは迷った、けど踏みとどまった。▼21日はL国に行く予定のAさんなどの歓迎会。久しぶりに会って話をすることが楽しい。だがしかし、店に忘れ物をしたので今日は自転車で取りに行った。東京はインド料理屋が増えたような気がする。▼明日からしばらく関西地方へでかけます。

学習

2008-01-18

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▼どこかに出かけようかと思い、すぐに屋久島を思いついたが調べてみると雪があるようなので断念。次に御蔵島はどうかなと思ったが、荒天時は船が着かない可能性があるようなので断念。▼とりあえず、勉強をしようかと。近場に出かけて情報収集と刺激を受けることに。▼1/15東金へは自転車で。さすがに遠く、しかも心霊とバス釣りで知られる「房総の十和田湖」こと雄蛇が池に寄ったりして体力消耗。▼翌日は日比谷へ▼1/17は自転車で千葉市へ。千葉県が日本に誇る千葉県立中央博物館へ。展示ボランティアの方に丁寧に地質の解説をしていただいき、20分の予定を大幅に上回り1時間以上も話をうかがう。また、ミュージアム・トークは参加者一人・マンツーマンでしていただく。非常に丁寧な対応に本当に感謝です。ありがとうございます。午後まるまるで展示室2つしか回れなかったが、大変に充実した時間だった。▼1/18は都庁へ。▼週末は本を読むことにしましょう。

東京都環境科学研究所 公開研究発表会

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東京都環境科学研究所 平成19年度公開研究発表会
2008/01/18 13:30-16:30☆東京都庁都議会議事堂1F「都民ホール」(新宿)

★プログラム
・挨拶
<講演・発表>
・更なる大気環境の改善に向けて-PM2.5対策の現状と課題-
・ヒートアイランド関連研究の成果と今後の課題
・最新大型ディーゼル社の排出ガス特性-排出ガス規制強化の効果と今後の課題-
・パターン解析から見たダイオキシン類汚染の過去と現在
・エコドライブによる温暖化対策の推進

★参加者は150-200人。自治体関係者が多い様子。途中の休憩で退席した人が結構いた。
★知らないことが多いのでそうなんだ、と。☆東京都2015年までに熱帯夜の発生を現状の30日/年→20日/年程度に減少する目標をたてている。☆東京都では新たに建設する(?)ある規模以上の建物に対して屋上緑化を義務付けている。これは自然保護条例による。☆カーナビを使用したエコドライブ機能として、運転終了後に「○点でした」と採点してくれるものを開発中とのこと。

森林環境教育とは

2008-01-16

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ニッセイ緑の環境講座 森林環境教育を学ぶ 第1回 「森林環境教育とは」
講師:大石康彦 氏(森林総研多摩森林科学園)☆2008/01/16 18:00-20:00☆日生劇場地下2階(日比谷)

★インターネットで事前申し込み。60-70人くらいが参加。約8割が男性。はじめのうち、こういう内容のわりにスーツを着た人が多いなと思っていたが、時間が迫るにつれフリースやダウンのアウトドアの人が増えてきた。

★パワーポイント使用。
★以下は私のとったノート:
・森林環境教育の歴史的経緯:日本の環境教育は公害教育から始まった(欧米とは異なる)。
 ベオグラード憲章(1975)、
 持続可能な開発(1980年代~)、
 テサロニキ宣言:環境教育=持続可能な開発のための教育(1997)、
 国内の法律の整備、行政の取り組み(2000年頃~)、
 国連持続可能な開発のための教育の10年(2005-2015)
・森林環境教育と体験:
 気づく(関心)→知る(知識)→考える(態度・技能・評価)→行動する(参加)、
 五感・原体験は概念の土台となる、
 体験者/指導者/森林(フィールド)/ソフトの4要素、これらは多様でバランスが大切、
 ガイド/インストラクター/インタープリター/ファシリテーターの違い、
 体験者とそれぞれに合ったアクティビティーの内容。
・森林とくに林業の現場と学校教育現場:
 現場は思い先行、学校は何を伝えたいのか不明瞭
・事例紹介:
 1日のプログラムの例 草木染め・山菜きのこ汁・かくれ家づくり、
 終了後のアンケートによるプログラムの評価
・質疑応答

★1時間半で駆け足だった印象。事例紹介が面白かった。
★印象的だったこと☆現場は林業はこんなにがんばっているんだと伝えたい。その結果ある体験者は「林業が大変だけど大切だとわかった。でも私はやりたくはない。」ということをアンケートで書いたという話。☆学校単位でプログラムに参加する場合は、先生と受け入れ側が一緒にはなしをするとよい☆事例紹介でとりあげられたプログラムは、アクティビティーごとに違った切り口で森林をとらえており見事だった。
★体験者にとって、数日間1回体験することのインパクトはどのくらいなのだろう?そこで得た認識を基に行動するとはどういうことなのだろう?私は何回も山に行っていて、そんでもってなんとなくわかったようなというところで、こんな状態でも行動に対して疑問やためらいがある。☆自分にとって持続可能というのは日本語としてなじんでいないような。持続可能なための環境教育というと抽象的に聞こえて、より身近なものに目がいってしまう。☆それでもって評価というのは難しい話というのは納得した。

成東・東金食虫植物群落

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★概要:九十九里浜の近く、東金市と山武市にまたがって広がる国指定の天然記念物。面積3.2ha。パンフレットによると8種類の食虫植物(モウセンゴケ、イシモチソウ、ミミカキグサ、タヌキモなど)やラン科植物(トキソウ、サギソウなど)を含む350種以上の植物が生育するとのこと。☆最寄駅は総武本線の成東駅。ただし看板はわかりにくい。自転車だと実家からおよそ4時間。1月15日に訪問。

★群落のまわりはほとんど畑だ。ネギとか普通に栽培されているが湿っぽい感じがした。土壌は九十九里浜みたいな黒い砂地。群落のすぐ横を川(作田川)が流れるが、護岸で整備されていて群落との間に直接の水の行き来はない。群落は柵で囲われていて、管理用の小屋と2ルートの木道がある。入場無料。☆この日管理小屋は無人だったが、パンフレットと花の見頃一覧表をもらうことができた。

★冬なのでほとんどの植物は枯れていた。緑色をしているのはノアザミ(ロゼット葉)、ミズゴケの仲間、よくわからない芽(写真中:ハルリンドウ?)。その他に唯一見られた食虫植物はやんばるでおなじみのコモウセンゴケ(写真下)。その他にわかったのはススキ、ヨシ、ヤマアワの穂の跡。☆湿地かと思っていたが、そんなに湿地らしくなかった。砂地だからだろうか?☆これだけの狭い範囲に350種を超える植物が生育するというのは驚き。管理も大変なことだろう。☆来るなら夏。冬はだめ。

★はじめてこの植物群落のことを知ったのは小学校のテストの裏にかいてあったコラムだ。図鑑でしか知らなかったモウセンゴケなどの食虫植物が千葉に生えていることに驚いたことを覚えている。

待機

2008-01-13

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▼しばらくの間出発する様子はなさそう。▼ぼーっとスワヒリ語とギターの練習の日々。毎年正月には語学と楽器の練習をしたいと思っていた。とても楽しい。村上春樹の小説の主人公がギリシア語とチェロの日々を夢想していたことを思い出す。▼近況▽10日:自転車で東大農学図書館に文献を見に行く。耐震工事中。帰ってから腿が筋肉痛。▽11日:Sさんの家に遊びに行く。Pさん、Zさんと4人で鍋を食べる。Sさんの家は一つ一つのものが非常に面白かった。クッション、包丁、襟巻き、ナイフ、弓矢、楽器。そのものが面白いだけでなく、それを買うとき、それから持ち帰るときの話が興味深かった。▽12日:ZさんとKさんのジャンベを見に行く。ダンスの迫力と運動量に圧倒される。

休息

2008-01-08

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▼本日は図書館に行くなどしてゆっくり過ごす。▼『アフリカで象と暮らす』(中村千秋、文春新書)読了。ケニア/ツァボ・イーストで調査を行う著者の話。ここに書かれていない様々なできごとがあるのだろうなという印象。▼昨日は成田空港まで見送りに。南部アフリカ方面の人々を見送り。指人形でTさんを送る。残念ながら同じ班のSさん、Yさん、Aさんの見送りは間に合わず。いってらっしゃい。▼ここ数日間は飲み会・食事会の連続だった。餞別もいろいろいただきました。Hさんの笛、Tさんのスナック芸、Hさんをはじめ99Aから毒キノコの本。みなさんありがとうございます。▼出発延期で気持ちがだらっとしている。落ち込んだり、みじめに感じたりはしていないけれども、力が抜けたような。

延期

2008-01-05

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■1月8日出発の予定でしたが1~2週間ほど延期するとの連絡を受けました。ケニア国内の大統領選挙後の混乱が理由です。■BBCのウェブサイトでは、以下のとおり報道されています。「国連によると、問題となっている先週の選挙後に人道的危機が生じて社会不安のため少なくとも18万人が住むところを追われています。」(原文:At least 180,000 people have been displaced by unrest as the humanitarian crisis grows after last week's disputed election in Kenya, say UN officials.)■今後の予定は後日連絡を受けることとなっています。■ケニア国内の情勢が安定することを願います。

新年

2008-01-02

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▼大晦日はダウンタウンで年越し。▼その後毎年恒例の初詣@浅草寺へと。Yさん×3名とAさんと例年になく時間どおりに全員集合。もちろん安全&健康を祈願し、おみくじを引くものの凶、先行き不安。旅行と引越し関係は悪くないようなのでオーケイ。これまた恒例の味噌まんじゅう+シャーピンを食べて、お茶して6時ごろ解散。Yさんおみやげありがとう。▼昼まで寝て近所の映画館で母と「ナショナル・トレジャー」観覧。大作でした。▼2日は野鳥へと散策。コガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、オオバン、ゴイサギ、コサギ、ダイサギなど、それとカモメ(種類わかりません)なんかを見ました。トウネズミモチがたわわに実っている。▼こんな感じでだらだらとした正月。