国立公園保全活動へのボランティア参加を考える

2008-03-02

国立公園保全活動へのボランティア参加を考える
2008/02/29 13:00-16:00☆御茶ノ水ビジネスセンター ホール1A(御茶ノ水)
☆主催:財団法人国立公園協会

★プログラム
・あいさつ
<基調講演>
・国立公園はみんなの参加を待っている
<パネラー発表>
・パネラー6名の自己紹介
<パネルディスカッション>
<質疑応答>
・あいさつ

★参加者は100人程度。若い女性(学生?)が多いけど春休みだからか?その他、スーツの男性と私服の男性(50代以上)が目立つ。
★(財)国立公園協会が始めるボランティアプログラム(「国立公園保全活動ボランティア隊」)の立ち上げを記念して企画されたシンポジウム。

★ノート
☆基調講演
・(財)国立公園財団の紹介
・国立公園の保護と利用
・国立公園が面している課題(ゴミ/登山道整備/外来種除去/獣害…担い手不足)
・ボランティアの可能性(目的・主体等を明確にすること)
・団塊世代の大量退職
 環境省と世間にもの申すという内容で引き込まれる。たとえば、保護と利用では利用のバランス、特殊法人改革、環境省の入札制度改革などに対する意見。

☆パネラー自己紹介
・大学の取り組み(主に千葉大学);サークル、臨時の公務員、インターンシップなど
・国立公園とレンジャーの業務;二名で43,018haを管轄とのこと
・桧枝岐村でのゴミ除去の取り組み
・東京電力の尾瀬における環境保全の取り組み
・団塊世代のボランティア参加について
・鹿沢からの報告
 
★ボランティアの満足感を高めるためには「ほめる」「感謝する」こと、その気持ちを示すこと。また「終わったあとの温泉や飲み会」も多くの人が満足するとのこと。これは日本人の薬なのでしょう。☆ボランティアつながりで協力隊と制度を比較すると、協力隊は恵まれてるなと思う。各パネラーが現状と課題について共通の認識を持っていたようで特に議論なし。ボランティアのコーディネーターが必要ということと、ボランティアは主に環境教育の観点から意義深いということ。☆いや、実際に走らせると細かい苦労の連続だろうなと想像する。ボランティアだからといってだれもが謙虚なわけではないのだし、そもそもボランティアの能力や適正は千差万別だろうし。

0 コメント:

コメントを投稿