地球温暖化と生物多様性 一緒に考えよう!?地球温暖化が生物多様性に及ぼす影響について
2008/03/08 10:00~17:00☆幕張メッセ国際会議場301号室
☆主催:生物多様性JAPAN、共催:ちば生物多様性県民会議・千葉県、協力:(財)世界自然保護基金ジャパン・IUCN-J・(財)日本自然保護協会
★プログラム
<あいさつ>
<第1部>
「地球温暖化と生物多様性の危機」
「地球温暖化と昆虫」
「政策策定プロセスの検証―「生物多様性ちば県戦略」の策定にあたって」
<第2部>
「事例紹介」
・ガン類の越冬地の北上と個体数急増が意味するもの
・いすみの海と温暖化
「意見交換」
<総括>
★参加者は240名程度。若者が多く、おそらく学生だろう。
★ノート:
☆日本の気象庁は世界に誇るべき生物季節(さくら、紅葉、つばめ、ウグイス…)に関する全国を網羅するデータを豊富にもっているそうだ。なかでも「さくら」は1000年(平安時代)ころの古文書にも開花時期が書かれており、最もデータが充実している。これに次ぐのはヨーロッパのぶどうの収穫時期とのこと。☆一般に植物より動物の方が気温上昇に対する応答が速いとのこと☆千葉県外房沖では、かつて35-40cmくらいのアワビとれるなど豊かな漁場だったとのこと
★温暖化→生物多様性への影響というのは、今のところいくつかの種については認められるが、全面的に影響が認められてはいないようだ。☆もちろん、今から対策をとるべきで、温暖化は広範囲にわたり同時におこる可能性があり、また影響も深刻になる可能性があるというのは、そのとおりだ。ただ、参加者から必要以上にセンセーショナルな部分だけを抜き出して考えているのでないかと思うような発言もあった。
★「地道なデータの蓄積」と「科学者の政治への関与」が繰り返し話題にのぼった。特に後者はIPCCをモデルに…とのこと。
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