第8回森林の仕事を語るシンポジウム「森林療法の先進的事例」
2008/03/06 14:00-17:00☆南青山会館(表参道)
☆主催:林野庁、豊かな森林づくりのためのレディースネットワーク・21
★プログラム
<あいさつ>
<基調講演>
「官民協働で進めた“癒しの森作り”」
<フロアディスカッション>
「森林療法を通じた地域づくりにおける官民協働のあり方」
<あいさつ>
★参加者は70人程度。「豊かな…21」は都道府県の林業に関係する女性職員のあつまりとのこと。これを反映して女性の割合が高い。
★今回の「先進的事例」は長野県信濃町。同町には学生時代に何回も行っているので、土地勘があり理解がしやすかった。スライドの写真を懐かしくみた。
★ノート
☆基調講演1:町役場の方の講演
・信濃町の森林療法はドイツの「クナイプ療法」を基とし、地元らしさを加えている。
・森林浴に科学的根拠を付け加えて森林療法
・呼吸法、水療法、食事療法、アロマ、カウンセリング、ヨガ、ノルディック・ウォーキングなど多彩なメニューを用意。
・森林メディカルトレーナー、癒しの宿を認定
・癒しは来訪者だけでなく住民も対象とする
・癒しの森を核としたまちづくり
☆基調講演2:事業を担う「ひとときの会」の方の講演
・ひとときの会の活動内容;会員の資質向上、プログラム開発、イベントなど
・プログラムの紹介
・町民を対象とした健康講座
★最初は森林療法って何?と不審がってたけど話を聞くと、癒されたい人がいるならそれでいいのだと、理解した。動植物を見に森に行く人もいれば、癒されに森に行く人もいる。
☆信濃町の取り組みは国内では先進的だそうだ。このユニークな取り組みが成果を挙げつつある理由の一つは、きっかけと運営の鍵になる人の存在でこの場合役場の方ということのようだ。☆もう一つ大きな理由はネイチャーガイドなど既に地元に技能を持った人がいたこと。
☆健康というのは地域をまとめるうまい鍵のひとつ
☆リピーター率が高いそうだが、これはこまめな対応の成果だろうとのこと。電車が出発するまでの時間をサポートしたり、要望をしっかり聞いたり。自家製のジャムや漬物でもてなす「森でのティータイム」が好評とのこと。
☆気になったのが、アロマオイル。山で採ったクロモジの実から抽出している写真があった。興味あり。
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