ローズ氏の銅像問題

2015-03-24

先日の記事で少し紹介したセシル・ローズですが、今大学で話題です。

大学のいい場所にローズ氏の銅像があるんですが、像の上に2週間前にうんこした学生いて、それを発端に学外も巻き込んで「ローズ氏の銅像ってどうなの?」「いや、撤去だろ」みたいな議論になっています。なんかデモみたいのもやってたみたい。

真ん中ちょい左のがローズ氏の銅像

 
このは黒いビニールでぐるぐる巻きだった

差別主義・白人中心主義・植民地主義、他さまざまなイズムらしい

詳しく知らないので、人から聞いたのとか、ニュースサイトで読んだりの受け売りなんですが、
  • 大学自体がローズ氏の土地にできてて、ローズ氏が創ろうと言ったものらしい。
  • 像は80年くらい前からある。
  • ローズ氏はイギリス人なのでこの銅像はアパルトヘイト時代にもアフリカーンス(オランダ系、イギリス系と戦争とかしてて敵の時代が長い)の一部の学生の目の敵にされていたとか。
  • ちなみにアパルトヘイトは田舎の農場主とかが多いアフリカーンスの方が強硬派が多かった。
  • ここの大学は反アパルトヘイト運動が結構盛んだったらしい。
  • 噂によると、うんこをした学生は「政治的な野心」を持っているとかいないとか。

山火事のように燃え広がる議論をみていると、問題は現在不満を抱えている学生が相当いるっていうことなんだろう。
ちなみに、我が同級生たちは「像そのままでいいんじゃない?」派がほとんどです。「像なくなっても何も変わらないじゃん。」と、興味もなさげ。

学校は対話路線ですが、反ローズ派の学生は対話拒否。ツイッター「#ローズ倒すべし」みたいなのもやってるらしいです。 今後、どうなるんでしょうか。

学校が掲示板みたいなの立ててしゃべり場になってる

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