学校の9週間目のまとめ

2015-03-23

課題が少なく、授業も短く気楽な週でした。

保全遺伝学ですが、理論はほぼ抜きで応用の解説をするスタイルは先週と変わらず。今週はいろんな調べる方法(というか部分?ミトコンドリアDNAなのか核DNAなのか、とか鳥は血液がいいみたいな)の話、シロサイとアフリカペンギンの応用話があって、後は学生による授業。

シロサイの話はなかなか面白かった。ナミビアのエトーシャの近くの私設動物保護区の人の話。そこではオス2頭+メス数頭(忘れた)を最初に導入したんだけど、近交弱勢を防ぐために遺伝子のモニタリング(マイクロサテライトだった?)をしてて、威張ってるオスが多くの子サイの父だろうと思ってよそに売ったら、売らなかったサイがほとんど(10/13頭)の子の父だった。とか、父サイは子育てをしないので父がわからないはずなのに、娘サイは父との交配を避けるとか。

学生による授業はいわゆるアクティグ・ラーニングってやつで、我々の教える内容はDNAバーコーディングとブッシュミート(肉目的の野生動物密猟)でした。グループによっては複雑な内容(特にEvolutionarily significant unit)もあったけど、我々のテーマは単純だったのでラッキーでした。

 ということで、久しぶりののんびりとした週末をすごしました。
 日曜日は喜望峰に行く手前の街、サイモンズタウンにある海軍基地のフェスティバルへと。

サイモンズタウンはディズニーランドの入り口のお土産屋みたいな建物が並ぶ。

なぜかドイツの船を見学 

一番おもしろかったのは犬のデモンストレーション。まるで狼。

0 コメント:

コメントを投稿