学校の10週目のまとめ

2015-03-30

あっという間に10週目です。テーマは外来種で一週間でおしまい。

視察?(フィールド・トリップってなんて訳すんだろう?)と、外部の人の話、それとプレゼンだった。
視察が多くてそれは良かったんだけど、疲れがたまっていたのか、眠くてしんどい一週間でした。

月曜日はワインの街ステレンボッシュへ。ステレンボッシュ大学っていうのがあって、そこにある外来種研究センターに話を聞きに行きました。いろんな人が話をしていました。ステレンボッシュ大学の学食はよかったです。

フード・コートみたい。

ぶっかけご飯屋を選択。米+チキンパイ+かぼちゃマッシュで350円くらい。

別の日はハウト・ベイっていう漁港に行きました。Green Crabっていう地中海からやってきた肉食のカニが漁港内に住み着いているので駆除しているとのこと。

グリーンクラブ。ワタリガニ科らしい。

このワナを25個×一日4回点検。

漁港内にアザラシがいます

ワナだけで根絶できるんだろうか?カニって超子だくさんだと思うし。
そもそも根絶を目指してんだっけ?

ところ変われば・・・といったもんで、外来種対策も日本と違うところがあったのは面白かった。
まずは、外来種対策でマン・パワーが必要なのはむしろ歓迎されるっぽいこと。話の中で何度も「Job creation」(仕事づくり?)っていうのが出てきた。この国は失業率がめちゃくちゃ高いので、政策として重要でお金もついてくるみたい。なので、カニもそうだし、外来植物の刈り取り+スプレーなんかも雇用対策でお金がついているとのこと。

もう一つは、外来植物の生物防除(bio-control)が広く試みられていること。古くはウチワサボテンの駆除から始まる歴史があって、成功例も多く、昆虫(ゾウムシ・小型のハチ・ハムシ?みたいな甲虫)・菌ともに今も盛んに研究されているとのことでした。ホテイアオイもコントロールできているみたい。

外部の人の話は半分くらいが行政の人だったんだけど、問題点として「予算が…」、「選挙の前後で…」、「一部の人が…」のような日本だったらしゃべってくれなさそうなことも普通にしゃべっていました。

来週は群集生態学。週末はイースターで休み。

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