今回、同級生のつてで植物園に職場がある人に案内してもらえることになりました。専門家の話を聞けて超ラッキー。
植物園は非常によく整備されていてピクニックや散歩、子供を遊ばせに来ている人などでかなりにぎわっていました。ベンチも芝生広場もあるから、天気がいい日にのんびりするには最高だと思う。
眺めもいい
で、去年にブームスラング(木に登る毒蛇)っていう名前のキャノピー・ウォーク(森の中の歩道橋みたいな)が完成して、お客さんがかなり増えたらしいです。
樹冠を見ることができる
眺めも良し。写真撮っている人多数。
結構高い。
すばらしかった。そうか、こういう方向性もありなんだと気づかされました。最初デザイン側に振ったつくりだなと思ったけど、うねうねしてるのは環境的にも理にかなってるし、強度的にも問題ないんだろうね。メンテが気になるけど。行ってみたいと思わせる作りにした時点で、勝ち。
後はマニアックな乾燥になりますが;
絶滅種の墓標
案内してくださったのが、県の植物担当の人だったのでいろいろ大変っていう話を聞けました。ケープの植物のその中でも平地に生えるタイプは年が拡大するにつれてどんどん生息地がなくなっていると。で、ケープの絶滅危惧植物コーナーでは、
「この種の知られている生育地は2か所で、一か所は道端、もう一か所はすぐ隣が家だよ」
「それって、もっと探したら生えてるかもしれないけど、開発直前に見つかったってことですか?」
「そうじゃなくって、種が多様で種によっては生息地がもともと超小さくて、そして、そういう種がいくつもあるってこと」
多様すぎて今まで実感できなかったんだけど、話を聞いてちょっとわかりました。
あれですね、京都だったかローマだったか忘れたけど、地下鉄を掘ろうとしたら世界遺産が無数に出て困るっていうのを思い出しました。
ちなみにこの県では植物担当(専門職)は一人だけで忙しいそうです。同級生はケープなのに一人なんて許せないって怒ってた。
さて、匂いコーナー
ペラゴニウム(ゼラニウムって呼ばれているやつ)の仲間。たくさんあります。
ミカン科なんだって!
Fan Aloe。この系のはもう何でもありです。
Gardenia thunbergii。クチナシの仲間、実はゾウ散布。
温室もあって、乾燥地の植物が植わってる。目立つのはなんといってもナミビアの植物。
ブドウ科。花の跡をみると確かにブドウ。ブドウ科って意味不明。
こういうわからない系もペロンと生えてる。
ウェルウェッチア が大量に。監視カメラもついている。
多肉もいっぱいあるので、多肉好きにはたまらないと思います。
イチョウがきれい
外のお土産屋には非常に図鑑の充実した本屋があります。
植物園の中にこじゃれたレストランもあるので、そこでご飯をするものよさそうでした。
水草見つけた↑(滝のとこにあったので写真がやる気なしです)
これからシーズンだそうで、羊肉とシチューにして食べる用にお店でも出回るとのこと。
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