これまでにモデルを使った実習がいくつかあったけど、
「モデルは常に間違っている」
「モデルを信じるよりも、モデルの変数を動かして何がどういう風に影響するかを把握するのが大事」
みたいな教訓がいつも出てきます。ま、でもMarxanは便利なほうで、たとえば環境アセスには使えるんじゃないかと思いました。
景観生態学全体の感想としては、
「それ知ってた」
です。なにやら一般化というか難しい理論がいくつもあったけど、普通に考えればそうだよねという話が多かったです。
さて、この景観生態学の先生は今月末でオーストラリアに行っちゃいます。なので、その代りの教員募集をやっていて、候補者の人のプレゼンがあって、それが面白かった。
教員募集の流れとしては書類選考→公開プレゼン→面接となっていて、プレゼンの後には質問タイムもあるし、できるだけオープンになっているそうです。で、今回の候補者は数年前に岬町大学をすばらしい成績で卒業→ケンブリッジで博士っていう方で、かなりの数の先生方が見に来てました。
話の内容は2つで、複数種に托卵するCuckoo finch(日本語がわかんないカッコウハタオリ?)と仮親の種の競争と種分化。調査地はチョマ。もう一つはモザンビーク北部の森でのGreater Honeyguideと蜂蜜採取人とのコミュニケーション。
Greater Honeyguide(ノドグロミツオシエ)って変わった鳥で、人(と、たぶんヒヒ)を蜂の巣まで道案内をして蜂の巣が壊されたら
さ、来週は再生生態学です。仕事っぽくてあまり気が乗りませんが、どんな感じでしょうか。
0 コメント:
コメントを投稿