とはいっても、不法・合法を問わずアフリカ中からチャンスを求めて人々がやってくる南ア。国によってコミュニティーがあったり、なかったりするっぽいけど、ある所に行けばアフリカ各国の料理も食べられるみたい。
おそらく、一番目立つのはナイジェリア料理。人口の多さ、商売への情熱、なんとなく人生前のめりな感じとか、ナイジェリア料理屋が多いのは腑に落ちます。
こんなとこにもあったんだ、と先日入ってみたけどうまかった。
料理待っている間見てたら、ジ国とかDRC人とかの持ち帰りのお客さんが多かったです。
キャッサバのシマと、辛いビーフシチュ、キャッサバの葉っぱのセットで腹いっぱい。
ヤムイモを食べてみたかったけど、ないって言われた。
別の日はDさんにエチオピア料理に連れてってもらいます。エチオピアは食事がユニークで南アとは全然違うのと、主食のインジェラを家で作るのは手間なので、需要があるんでしょう。
場所は岬町の東の郊外。ガソリンスタンドの一角にお店があって、看板なし。知らないと絶対にわからない。
見てのとおりカオス系
お昼を過ぎていたけど、お店はほぼ満席。お店ではエチオピアの教会のありがたいお話しの映像がかなりの音量で流れていました。お客さんのほとんどはエチオピアまたはエリトリア人だと思いますが、テレビを真剣に見ていた人多数。
お店の一角はコーヒーコーナー。一杯7ランド。
このお店、壁にもテーブルの上にもメニューなし。
Dさんが店の人と相談して頼んでました。後で聞いたら、
「骨の髄の煮込みを食べたかったんだけど、なかったから羊の焼肉にした」と。
エチオピア料理は奥が深そう。
で、出てきたのがこれ↓
おかず盛り合わせ。下に敷いてあるのは主食インジェラ。
皿は直径40㎝くらいあって2人じゃ食べきれない量で、瓶コーラ2本つけて計95ランド(750円)と相当安い。おかずも多彩で、玉ねぎの甘みのきいた牛肉トマトシチュー、カッテージチーズのようなもの、からし菜の炒め煮、そぼろみたいの、レンズ豆のクミン煮などなど、おいしかったです。
インジェラは「雑巾のような味」と聞いていましたが、ここのは「酸味のあるふわっとしたクレープ」でした。
隣のお兄ちゃんが食べていたのがこれ↓
生牛肉+真っ赤なソース
これは、インパクトあるなと思って写真撮らせてもらったところ、
「食ってみろ、うまいぞ。」
いい人だなと思いましたが、一発下痢コースだなと思って遠慮したんですが、
「遠慮するな、うまいぞ。そんなに辛くないから。」
と、なぜか店のマスターまで
「こうやって食べるんだ」 とかお兄ちゃんの料理つまみ食いしだして食え食え言ってきたんで食いました。
思ったより辛くなくって、お肉も新鮮(っぽくって)おいしかったです。お腹もその晩若干不調の兆しがありましたが、大きな問題にはならずラッキー。
なんだか、小旅行気分で面白かったです。
厨房ものぞかせてもらいましたが、インジェラを焼くのは職人芸でした。こういうプロの鮮やかな手仕事を見るのが大好きです。
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