正月休み:友達の実家に行く

2024-02-29

おじさんの法事があるっていうので、友達の実家に連れてってもらった。マプトから300kmくらい、車で5時間。最初は早朝出発するーっていってたんだけど、寝付けない今から出発するーと夜11時くらいに出発。

 

途中兄弟を拾ったり、パンを大量に買ったり(でかい米袋いっぱいくらい)して、夜中の国道を爆走。マプトを出たあたりで寝ちゃって明け方気づいたら村に着いてた。

 

ココヤシがモザンビークだよね

 

めちゃ盛大でお祭りみたい。法事のプログラムは屠殺とダンス。そして、ひたすら食べる。食べ物がなくなるまで続くらしい。着いてからも眠かったので親戚の皆さんに挨拶をした後に俺は寝てたんだけど、起きたらメインイベントの屠殺が終わってた。

 

牛を斧でバラす。 冷蔵庫がないから気に肉を吊るすんだって

牛(5頭)は主催者が用意、ヤギと鶏は参加者が持ち寄る。で、解体係が実に手際よく処理して、参加者に分配。

こっちはヤギ

沢山の人が食べるから、料理する量もすごい

ココナッツの山


 

女性は料理してて、おっさんは座って料理食ってる。俺もおっさんに交じって座っていると料理がエンドレスに出てくる。調理法は玉ねぎと煮込んで塩味とか焼肉とかシンプル。

 

基本的に各種肉+米またはシマ

食い続けるのも無理だから、あたり探検したりダンス観たり。DJとダンサーと音楽隊はプロを呼んだそう。おじさんのオリジナルソングまであった。電気も水道もないから、発電機とかスピーカーや照明の手配まであって、ちょっとした地域のお祭りの規模。


夕方から夜はダンスの部 

で、友達の兄弟たちとお母さんの家に泊めてもらって、次の日の午後帰ってきた。肉はまだ結構残ってたから法事あと数日続いたんだろうな。

 

いっても首都から遠くないしメインの国道からそれほど離れていないから、もっと辺鄙なところはこの国にたくさんあるんだろうけどさ、田舎。で、こんな田舎に生まれて育って外国で学位をとった友達ってすげーなと。世界のギャップがすごくって価値観クラクラしたりしないのかな?ほら、日本でもアメリカではこうなんだけどー、とか言ってちょっと感じ悪いなっていうのあるじゃん。ギャップがこれくらい大きくなると、その辺どうなんるんだろう。

 

エスワティニの文化村みたいな暮らしだった

0 コメント:

コメントを投稿