観光案内:ロベン島

2015-07-26

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岬町にある世界遺産の一つ、ロベン島にいってきた。
負の世界遺産で、マンデラ氏が長い間収容されていた刑務所のある島。

島に行くのは完全予約制(約3000円!)。チケットはネットで買えるのだけど、木曜日の夕方に土曜日のチケットを探したら、9時発のツアーしか空いていない。びっくりしたんだけど、どうもこの日はマンデラ氏の誕生日だったかららしい。船に乗っていくので天気が悪いとツアーは中止。実際金曜日のツアーは中止になっていた。

まずはウォーターフロントから船に乗っていきます。出発の30分くらい前から船に乗れます。
結構立派な船。

バー まであったよ。

ハーリー船

港を出てから45分くらいたつと、ロベン島へ到着。
地味に揺れました。


島では全員強制的にバスツアー参加です。
ラッパーみたいなしゃべり方をするお兄ちゃんが島の歴史とかしゃべっていました。
途中一か所休憩所があって、トイレに行ったり飲み物買ったり(もちろん観光地価格)します。
ペンギンも何回か見ました。

岬町をのぞむ。 10㎞くらいらしいです。

1時間くらいのバスツアーが終わったら刑務所を見学します。
ここでは元収容者が案内します。ただ、私たちのグループを案内してくださった方は、のどの調子が悪かったようでかすれ声。痛々しかったし、聞き取りづらかった。

開放的で物々しさは思ったよりなかった。


45分くらいで釈放

 また船に乗って帰ります。
船賃・ガイド代もろもろなのはわかるけど、3000円は高いなあ。お金使える観光客はいいけど、南ア人はいかれないんじゃないだろうか?遠足割引とかあるんだったらいいけど。

ウォーターフロントでおしゃれランチをして解散。

バルサミコとかですよ。

学校の第26週目のまとめ

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陸水生態学?っていうテーマでしたが、あんまり勉強はしませんでした。
適当な感じ。河川改修するとあれだよね、的な内容です。

金曜日に3人一組のグループプレゼンがあっておしまい。わがグループはエニセイ川っていうシベリアの川だったんだけど、英語の資料の少なさに苦戦しました。で、この川のダムが事故で・・・っていう内容なんだけど、知らなかったので驚きました。気になる人はウィキを見てね(サヤノシュシェンスカヤダム)。

で、火曜日はなぜか机山登山です。名目は100年以上前に作られた岬町最初のダムを見に行こうっていうことでしたが、ほぼ気分転換目的といっていいでしょう。

テーブルの上にあがっちゃえばかなり平ら。

こんなして4つか5つかダムがあります。
地下水+表流水涵養のようだけど、テーブルの上なのに地下水っていうのに驚いた。

蒸気機関車つかって資材とか運んでたらしい。

この辺の川は自然でコーラの色(タンニン)だそうです。

で、木曜日は浄水場+下水処理場見学です。この手の施設は撮影禁止なので写真なし。

金曜日にサッカー見に行きました。
ずっと入ってみたかったスタジアムにようやく入れたよ。

おーっ! ここもアフリカなのか。

ゲームは地元2チームとヨーロッパ2チームの対戦。
ヨーロッパのリーグは今お休みなので、巡業興行中。で、イングランド(クリスタル・パレス)とポルトガル(スポルティング)の一部リーグのチームが岬町に来てくれたわけです。

で、チケットが当初は2000円~っていう話だったみたいんだけど、金曜にチェックしたら600円~!芸能人とかスポンサーとかが座ってそうな一番いい席でも1000円。どうも全然売れなかったみたいでバーゲンでした。なので、1000円の真ん中の前から5列目かなんかをゲーム開始2時間前くらいに購入。

で、行ってみたら、安い席のチケットの人もいい席に座っている。自由席?
チケットうっちゃった一角をチームの休憩用にあてなくちゃいけなくなったみたいで、もともとの指定がわかんなくなって、どさくさに紛れてみんな空いてる席に座っているみたいです。

僕らの席の周りはちょっとやんちゃだった

なので知らぬ間にセキュリティー多め

すぐ近くでゲームみられて非常に良かった。ヨーロッパのチームは適当にやっている感じでしたが、2試合目は地元チームも食らいついていて面白かった(でも負けたけど)。サッカーよく知らないんだけどそれでも楽しかったです。

学校の第25週目のまとめ

2015-07-19

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保全の実際?(Conservation in Pracitice)っていう内容でしたが、よかったです。

前半はヒョウの保全プログラムをしている人が先生で、調査結果を保全にどう生かすか?保全に必要なのはどういう調査なのか?研究者と実務者のギャップとかそういう内容を話してくださいました。超ためになった。

Experience basedからEvidence basedへっていう、前にやってうまくいったからやってみようとか、隣の○○さんがうまくいったらしいからやってみようっていうのでは不十分ですよっていう。事例報告をデータベース化して、ガーッと調べてどうなりそうか考えようっていう方向みたいです。最後になってわかったのだけど、こういう考え方はお医者さん業界(研究者と医者)をモデルとしているらしいとのことで、そう聞くとすっと納得しました。

で、後半は岬町バブーン(ヒヒ)戦争です。↓動画に出てくる人が先生。


木曜日に特にひどいところを見に行くって出かけたんですけど、空振り。

フェンスを見ます。電気柵+番人が一番いいらしいです。

ワイナリーにも行きました 。燃えた木の根っこがこんな穴になってたよ。

バブーン対策班はペイント弾使っています。

学校の第24週目のまとめ

2015-07-16

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プロジェクト強化週間でした。なにをやるかというと、サンプリング・デザインが妥当かどうか確かめてみようっていうのです。
で、Rで乱数を発生させてなんちゃって検出力分析をしてみるっていう内容。

で、ゲームリザーブ(巨大・ワイルド・サファリパーク的な)でのリモートセンシングと植生の変化っていうテーマになりそうなので、それの検出力分析っていってもやることがなく(データ数はどう考えても十分以上だから)って適当に論文をあさったりしてました。
金曜日にミニ・プレゼンがあっておしまい。

で、このパワー(Statistical Power)っていうのはちょこちょこ出てくる考え型なんだけど、便利、簡単。予想される変化の程度(たとえば年10%減少)を5%水準で検出するために必要なサンプルサイズを考えるっていう。
学部のときは

「サンプル数が十分じゃないんで、わかんないっす」

みたいな発表をいくつも聞いた覚えがあるけど、そういうデザイン自体がおろかってことですね。後はサンプル取りすぎも悪(お金無駄遣い、トラッピングとかだと動物に余計な負担がかかる)っていう考え方は今までなかったから、勉強になった。いやー、アセスの事後調査なんか、このパワーがほぼゼロなんじゃんっていうことにいまさら気づきました。困ったものです。

週末はインド人の同級生のつくるカレーを食べる会に参加。バターチキンカレーもおいしかったけど、ヨーグルトとトマトときゅうりをあえてクミンとなんとかマサラを混ぜたサラダがすばらしい。

そして日曜は誘われたので教会でお祈りを見学してただ飯を食べてきました。教会のバンド?のピアノが超自由で東京事変みたくて驚いたんで友達に聞いてみたら、

「うん、今日はジャジーだったね」

っていつもと違ってたみたい。で、お祈り終わった後「ホワイトクリスマス」弾いてた。
というわけで、基本的に誘いはすべて断りません。

観光案内:ライオンズ・ヘッドに登ろう

2015-07-11

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岬町の山といったら机山が有名なんですが、街のすぐ裏にもう一つとんがった山「ライオンズ・ヘッド」っていうのがあって、片道一時間のお手軽ハイキングで人気。特に満月の夜には登る人でいっぱいらしい。で、この間同級生と登ってきた。

登り口はKloof Nek。 車で行けば登山口のすぐそばにとめられるけど、週末はめちゃ縦列駐車だった。下の大きい道(Kloof Nek)まではミニバスもマイ・シティバスも通っているから車がなくても行かれます。

登山口からみるとかなりとがっている

登っていきます。山が急なので、らせんを描くように登山道がついています。で、初めの70%くらいはゆるやかなので犬の散歩やトレイルランの人がたくさんいます。なので、道端の花を見ようとしてうんこを踏まないように注意しましょう。

 道はしっかり整備されている。

 
岬町有数の高級住宅街方向。パパラッチできそうな距離感。

西部劇チック。右がピーク。
 
岬町はクライマーにとってはたまんないんだろうなと思う。

そのうち道が細くなってきますが、しっかり整備されているので歩きやすいです。
ただ、急斜面に道がついているから、高度感はかなりあります。

 奥の景色は岬町中心街。

で、最後の1/4くらいはスリルを楽しめます。

はしご
 
アスレチックみたい

落石や浮石はないし鎖やはしごがしっかりついているので、特に登るのが難しいわけではないんだけど、高度感があるのでスリルがある。石の表面に砂がついているので、滑りそうで下りのほうが怖かったです。ま、こういう険しいコースを避けるルートもあったみたいなので、無理そうな人はそちらからどうぞ。

1時間くらいで頂上に。眺めは超いいです。

鳥はとても少なかった(ちゃんと見てないけど3種くらい?)、それでも自然気分ではある。

Familiar Chat。羽をパタパタするのが特徴。頂上でクッキーを狙われた。

Protea coronata 花がピーマンみたい。

Cape girdled lizard 黒くてゴツゴツでゴジラみたいでかっこいい。

花の時期ではないんだけど、それでも少しは見られました。あいかわらず種はわかんないけど。
道端にランとかアヤメの仲間と思われる葉がたくさん出ていたから、春になったらいっぱいみられるんだはず。

上二つはOxalis(右はO. polyphylla?)。
下はアヤメ科なんだろうね。クロッカスとか系だよね、きっと。 

そこまでしんどくないし、体をちょっと動かしたいときにはいいと思います。
子供でも小学校中学年くらいだったら余裕で登れると思うし(もっと小さい子もいた)、子供の方が怖がらないから平気かも。

学校の第23週目のまとめ

2015-07-06

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今週はデータ整理+レポート書きでした。

先週の校外実習で集めたデータを解析+レポートのはずが海が荒れてデータが取れなかったので数年前のデータのみで解析です。数年前のデータは過去の修論データで、修論の結果と考察は読まないでね(でもみんな読んでた)っていう、謎の段取りだった。

解析はRで一般化線形モデルです。で、もう、さくさく行きます。みんな「ポワソン分布」っていうときだけ英語がフランス語っぽくなるのが面白かった。あとは、魚の名前(英名)が「Fransmadam」「Englishman」「Scotsman」「German」「Roman」など国籍のがいっぱいあったのも不思議。

レポートは4人グループで一本を提出する課題だったので、面倒くさい英文書きは他人に任せて気楽だった。4人とも国籍が違う多国籍軍。で、みんなやりたがりだったので適当にやってもらって、みんなが行き詰ったら適当にコメントするっていうジョージ・ルーカス製作総指揮的な楽なポジション+引用文献整理っていう感じで終わりました。

でもみんなプレッシャーに感じていたらしく、「しんどかったー」と口々に言っていました。
データが何の傾向もないものだったので、実りのない、幻の有意差を求めて延々とコンピューターに向かうのがしんどかったみたい。

週末は天気が良かったので学校の裏の山+ライオンズ・ヘッドに行きました。
これは学校裏のRhodes memorial - Newlandsの写真↓

みつばち。この花変なにおいする。

Crassula capensis

カタバミの仲間。たくさんあって面白いけどわかんない。

先週末は二度目のカーステンボッシュ
この花すごい Cussonia spicata (ウコギ科)

ボチョウジそっくりだよ。 Psychotria capensis