観光案内:ツーオシャンズ水族館 Two Oceans Aquarium

2015-05-27

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東京でいうお台場的なところに水族館があって、ようやく行ってきた。
入場料は学割で約1000円。結構しますが、水族館ってそんなものかも。


すごい

 二つの海っていうのはインド洋と大西洋のこと。インド洋側は暖流、大西洋側は寒流で水温・住んでる魚が全然違う。入ってすぐは、インド洋側の海の水槽が並んでます。

沖縄みたい

 細かくは違うんだろうけど、なんとなく見覚えがある

この水槽は衝撃だった

Nemos: トンネル+筒になっててニモに囲まれる体験が可能

水族館は小さいんだけど、きれいに作られてます。
最近はどこでもある教育的なのもやってる↓

CCDで構造を見よう!ウニ・サンゴ・ホシズナ!みたいなやつ

タッチプールでふれあってみる

ここの目玉1

アフリカペンギン:人だらけだったのでちらっと見て移動
 
固有の淡水魚コーナー: 珍しいはずなんだけど、地味なのでお客さんはスルー。
水族館での淡水魚の注目度はここでも低い。

目玉2 昆布の海:大西洋側の海

非常にきれいな水槽。ペンギンもいます。
大きくはないけど、よかったです。

ダイバーの 餌付けタイムになって、めっちゃ魚が出てきた

最後は サメとブリとサバとマグロみたいな大き目の魚水槽、これは普通

 大きくはなかったけど、楽しかったです。きれいだし、魚もいろんな種類がいる。
これは!って目新しさに驚くことはなかったけど、 きっと日本の水族館がすごいからでしょう。
週末にいったので混んでたけど、2時間くらいで十分みられる。もっといたければ、それも良しです。  あと、水族館の水槽ダイブとか、水族館でお誕生日会とかいろいろプランがあるみたい。

 お土産屋とレストランがくっついているけど、どうってことないです。
水族館・動物園のお土産ってもうちょっと頑張れる気がするんだけど、これはすごい!っていうのはあんまり覚えがない。美術館のミュージアムショップが進んでいる気がする。
 
そんな中で今回のお気に入り

ゴカイの仲間の展示。珍しいと思う。

タッチプール横のヒトデ模型、かっこいい

流域の衛星画像+何が起きてるか(農地開発、堰など)の解説。これすごくいいと思う。

学校の第18週目のまとめ

2015-05-24

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先週に引き続き、やる気ないまま気候変動について学びます。

鳥についての影響とか勉強した気がします。砂漠での鳥の行動と温度の変化みたいな。
暑いと影にいます、餌あんまり取りに行きません、社会行動変わります、いろいろ変わりますっていう話を聞いて、そうだろうなと思いました。

あとは、世の中のいろんなモデルは地理的に粗くって、実際には地形に合わせて温度・降水量の変化はもっと微妙に変化しますっていう話もあった。岬町の山はテーブルみたいに崖だらけなので、データロガー置きまくって斜面方位、傾斜、標高で微気象がどうなるかっていうのを調べてるっていうのもありました。データ数が膨大で予測は300万地点。

そのほか授業;

海の話:海流の変化と昆布ゾーンの移動。そもそも漁業の影響が大きくてベースラインのデータの意味がよくわかんない。
川のはなし:あんまり話はなかった。

全体のメッセージとしては、気候変動の前に色々影響がある、そのメカニズムとか複雑。気候変動は既に影響を受けている種・生態系などにさらに影響をおよぼすかも…というところ。

ところで、この大学の海関係の先生たちは日本との交流が結構あるみたいで、日本ネタをちょこちょこ挟んできます。海の話っていうのは陸よりもずっと国をまたいだ交流とか仕事の分散っていうのが進んでいるんだはず。

今週の目玉:水曜日の校外学習で喜望峰へ行く。


岬町に来てかなり経つんですが、ようやくロマンあふれる岬へと行ってきました。喜望峰に世界で29か所しかないレベルの気象観測施設(すべて僻地にあってCO2とか測ってる)があるのでそこの見学です。日本にも一か所、南鳥島にあるらしいです。

 写真左上の気象観測タワーを見学

ネズミがいた


左:インド洋、右:大西洋

フィンボスもみます


Jackal Buzzardの尻

燃えてました


 これ、大量にいた。ジャンプしてた。

岬町住民にとって喜望峰はハイキングに行くところみたいです。
フィンボスって自然状態だと15年に一回くらい、雷で燃えるらしいんですが、そういうののモニタリング結果ってどう評価するんだろうか。説明を何度か受けてるんだけど、実感として不明なまま。

授業はおしまいですがレポートの宿題(3000語)が面倒です。やる気なくて、先生ごめんなさい。でも回復する気配はまだ見出せません。

学校の第17週目のまとめ:気候変動

2015-05-17

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はい、学校が再び始まりました。
16週目は休みだったので飛ばします。これはまたそのうち書きましょうね。

すっかり気持ちは伸び切った状態で学校へと舞い戻りましたが、しんどかった。
気持ちが乗らない。授業聞いているだけで疲れる。これは同級生も一緒みたいで、僕たちどうしちゃったんだろうねみたいな話をしてました。

気候変動&温暖化は正直言ってあんまり期待していなかったんだけど、冷静に見て授業は面白い内容だった。温暖化します、生き物困ります、はい、そんなの知ってます的なやつかと思っていたら、むしろ温暖化に対する生物の応答的な内容が今週はメインだった。

C4とC3(あー、それサトウキビのやつね)のことなる条件での光合成の速度の違いが植生に・・・とか、高温条件下では鳥の行動が…とか。 むしろ地球規模の壮大な実験が始まるというような見方で、学者っていうのはこういう風にも温暖化を見ているんだと知りました。
一番面白かったのはLPJっているモデルの簡単バージョンのプログラムを動かすので、これは、温度と降雨パターン、CO2濃度が決まれば、生理学的な条件からすごくざっくりとした植生タイプを予測できるっていうやつ。パイプモデルとか、久しぶりに聞いたよ。

こんな感じで学生生活再開です。月曜日提出の簡単なレポートがあるんだけど、これも書くのがしんどかった。全然気持ちが乗らず、ビール飲みながら書きました。こんなんでいいのか?

学校の第15週目のまとめ:テスト

2015-05-01

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テスト、終わりました。3日間で3問答えるテストでした。

問題は火曜日の朝に配られて、金曜日の朝までにメールで提出する決まり。その間何をみても、ググってもいいけど、人に聞いてはいけないっていうルールです。

問題のうち1つは予想どおり(でも面倒くさい)、1つは予想より簡単、最後のひとつは予想以上に難しい内容。落第しないように、適当に時間を配分しながら答えました。
英語1000字で答えなさいとかA4用紙4枚程度で答えなさいとかあったので、相当時間が厳しいかと思ったけど予想以上にさくっと書けた。あっているかは知らないけど。

難しかったのは「系統的多様性の指標が地域レベルの造礁サンゴの保全に寄与できる可能性を2本(以上)の論文を読んで論じなさい」っていう保全遺伝学の問題。なにそれー、授業で一瞬しかやってないじゃん、みたいな。指定の2本の論文もわかりづらくって手こずったけど、適当に字数を埋めてみました。
サンゴは分類群によって塊状とかテーブル状とか枝状とかになるから、系統的多様性=形態的多様性=複雑な立体構造=サンゴ礁生態系の多様さ、みたいな感じの話になるっぽいんだけど、関係性のリンクやメカニズムが所々あやしい。そういうの書いたけど、意味不明ですね。

いやー、でも、テストはドラマがあったね。学校の成績はいままで意識したことがなかったけど、みんな相当意識しているみたいで驚きました。 日本の大学生だったら、単位取れればいいやっていう感じですが、こっちの同級生は「優じゃなきゃ意味なし!」みたいな気合の入り方で、ちょっと引いた。これも文化の違いなんっすかね。

明日からは友達のところに遊びに行きます。初の国内旅行は楽しみですが、レンタカードライブが不安です。

学校第14週目のまとめ

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一週間書いてないと忘れます。たしか、魚の資源管理とMPA(海洋保護区)の話だったはず。一人ずつ、好きな魚か貝かロブスターとか選んで、MPAの大きさと漁獲率はどう関係しているかな?っていうのをレポートにまとめる週でした。

で、うち一日は海に行きました。

こういうところひたすら歩きました。

釣りの外道で捨てられてた魚。ロック・サッカーっていってた。

最後は漁港に行きます。漁師さんたちの生活は苦しいらしい。

魚を見ます。が、買いません。
先生によると数日前にとれたのも普通に売ってるらしいです、常温保存で。

伊勢海老の水揚げも見学 。
ポルトガルの会社が仕切ってて、ほとんどヨーロッパに輸出されるらしい。

 
フィッシュ・アンド・チップスを食べておしまい。
魚は HakeかSkate(?)っていうのが選べた。Hakeは白身でおいしい。

魚の種類は英名がわかんないのがしんどいところです。種も違うんだろうけど。

次の週がテストなんで週末はグループ学習(!)とかしてました。で、わかったんだけど、みんな結構理解してないってこと。クラスでは自信もってしゃべっていたように見えたのに、こんな質問?みたいな。いろいろドラマがありました。