海と陸はこう違うよね、ピラミッドが違うよねみたいな話です。
木・金はRufford foundationっていう助成金の報告会に行った。
カーステンボッシュ植物園っていう岬町有数の観光地での開催です。
この植物園、観光名所っていうのにバスでは行けなくって(観光用屋根のない赤い2階建てバスならいける、でも高い)、行きたいのにいけていない場所でした。
いい環境です
いろんな発表聞きました。面白かったのは;
・大型哺乳類の多くの研究は私有保護区(private game reserve)で行われてる。たいていフェンスで囲われてて、多くの動物にGPS首輪がついてる。っていうのは他の保護区から買ったり売ったりしてたり(特にネコ系は近親交配に弱いから)、注射したり(狂犬病・ジステンバー)してるから。で、大抵動物が高密度でいて、位置データが大量に得られる。ので、ここでは実験系みたいにいろんな解析ができるっぽいっていうのは驚いた。
・カメラの使い方。自動撮影、Go pro、ネットで写真提供の呼びかけ。Go proははやりみたいで、特に海系の定量的調査での事例が多かった。市民参加写真調査はポテンシャルはあるんだろうけど、個体識別レベルは難しそう。チーターやヒョウっていうサファリでのスター的な種はできそうだけど、シマウマ(スター性が足りない)、ウミガメ(頭部のアップが必要だけど、そこ撮らないっしょ)とかはどうなんだろうか。
・センザンコウが乱獲されてること。センザンコウってどうやって見つけるんだろう?
・アナトリア・ドッグ。羊の群れの一員と勘違いして育つという犬が肉食獣の獣害を防ぐっていう話。
そろそろ、学校後半の研究を考え始めないといけない時期なんだけど、決まってません。
自分がやりたいのがあれば、それをもとに先生にお願いするっていうパターンもありなんだけど、先生が「こういうのあるので、やりたい人募集!」ってプレゼンに来て、それから選ぶっていうほうが多いです。
で、大分前から、お願いしたい先生がいたんだけど、もう学生2人とったから忙しくって無理かも。って言われてしまって困ってます。まあ全体として、同級生と比べてのんびりしていてガッツキ感が足りてないので、いろいろ損してるかもとは気づいていたんだけど、困ったなー。
いいテーマが今後出てくることに期待です。