初日の月曜日、図書館に集合して顔合わせ。どんな人が来るのかビクビクしながらでしたが、普通の人たちでした。今年の学生は全体で13人だけど、2人はビザの都合がつかなくて遅れて参加になるそうです。およそ半分が南ア人、南部アフリカから3人、インドとアメリカ、イギリスから1人ずつという構成でした。
集合場所の図書館はなかなかすごくて、重厚な雰囲気(昔の紳士クラブ?を思い起こさせるものらしい)。蔵書も充実していて、日本鳥学会誌(和文誌)とか山階鳥類研究所の報告が置いてあります。読む人はいるんでしょうか?
自己紹介の後は「ティー・パーティー」。楽しみにしていましたが、まったくもって気取らない、ビスケットをつまみながらマグカップに入れた紅茶を飲む雑談タイムでした。
あとは書類の提出やら学生証の交付やらがあってこの日はおしまい。
2日目はコンピュータの確認、図書館の使い方やキャンパス・ツアーなど。
3・4日目は車で一時間ほどの郊外へのお泊り。初めて岬町の外へでるので楽しみにしていました。行ったのはBlains kloofという渓谷?でここにはRed fin minoowやCape Kurper(綴りが違うかも)という固有種の魚が生息しているとのことです。環境はフィンボスという乾燥地に適応した低木や草本が生えているところで、岩肌と草の景色がカルスト台地みたいな感じ。
夕方に散策して鳥見たり、川で魚をみて話を聞いたり(ブラックバスが入ってきて大変らしい)というのはありましたが、基本的に親睦を深めるためのお泊りだったみたいです。
この小旅行ではそれぞれの性格とか興味の方向がわかって面白かったです。よくしゃべる若い人、気だるい女の子、そしてあまりしゃべらないで鳥ばっかり見てる男子とか。
5日目はプレゼンテーションの練習(5分のスライドで批評しあう)、地球環境問題に関する短い講義、前年の学生の発表会がありました。
前年の学生発表会では「大変です。」「テーマは早めに選びましょう。」というアドバイスが繰り返しあったので、大変なコースみたいです。去年も同程度(13人くらい?)の人数がいたと思うのですが、この日発表したのは10人だったので3人はどこへ…。
週末は宿題(農業と生物多様性について5本の論文を読んで15分のスライドを作る)が出たのと、変なものを食って体調を崩してしまったので、宿でゆっくりしています。
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