上が平らで周りが崖になっていて、まさにテーブル。標高は1000mちょっととそれほど高くないんですが、スケール感はかなりあります。
登るルートは無数にあるらしいんだけど、今回は南のコンスタンシアから登り、ケーブルカー乗り場の近くの谷に下るルートを泊まっている宿のツアーで行きました。一人300R=3000円。
朝7時20分ごろ出発。登山口までは車で20分ほどかかりました。登山口に行く途中にも本格的な自転車に乗っている人やジョギングをしている人がたくさんいて健康的な雰囲気。登山口の駐車場にもたくさんの車が止まっていました。
最初の40分くらいはつづら折りの急な登りが続きます。よりなだらかな車も通れそうな道もあったけど、わがグループはガンガン急登を攻めます。トレイル・ランの人も多かったしや大型犬を連れた人もいて、西洋の休日という感じ。ここでの治安が悪いオーラはゼロです。写真とったり草花を愛でたりしたら置いて行かれて、追いつこうとすると息が切れるので諦めます。40分を過ぎたころになるとテーブルの上の方に出たようで登りはひと段落。なだらかなアップダウンを繰り返して最高地点までは2時程度歩きました。最初聞いたときは「3.5時間くらいかな」とガイドが言っていましたが、我がグループは2.5時間で登頂。山歩きに慣れている私でも「速くね?」と思うペース、これは急ぎすぎです。
と文句をいいつつも、せっかくなので草花を見ながら登ったわけですが、かなりのわからなさ。葉が針状になっていたり、小さくなっていたりする、―ローズマリーとかオレガノみたいな感じの見た目の種が多いんですが、これがわからない。もっと勉強しないと楽しめません。
わからない。
ランでしょう。デイジー?だとか。
これはEricaの仲間のなにか。
これだけはわかった。モウセンゴケの仲間。
マツバボタンの仲間かとおもったら、ハママツナ科らしい。
上からの眺めは素晴らしく、切り立った崖のすぐ先に街と海の景色が広がります。崖には柵も何もないので、結構怖いところも。
簡単なご飯の後は、ケーブルカー乗り場の近くから一気に下ります。下りは1.5時間という話でしたが、我がグループは40分。グループの中で私が一番遅かった(というか、ほかの4人は走って下りてた)のにこのタイム。下りの道はかなりの急傾斜、しかも石で段になっているので雨が降ると石がツルツルしそう、日本の観光地ではNGの安全性。
というわけで、頂上でゆっくりしていた割には1時半には街についていました。急ぎ足だったけど、天気も良かったし満足でした。
ケーブルカーでの登山(?)は誰でもOK。ケーブルカー乗り場の近くはしっかり整備されているし、普通の人がたくさんいて立山の室堂状態。ケーブルカーを使わないで登山する場合はなめない方がいいと思います。
0 コメント:
コメントを投稿