ダウンロードやり直し・裏山ハイキング

2016-07-26

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いやー過去1ヶ月+頑張ったダウンロードなんですけど、どうも間違ったフォーマットのをダウンロードしていたみたい。「よし、ダウンロード終わった。分析!分析!」と思ってファイルをいじってみて・・・あれ?これ、だめじゃん。

ということで、やり直しです。ただ今回は違います。自動ダウンロードツール的なものを使って3台同時並行休まずダウンロード。この調子で行くと、明日には終わる予定。データは無料ですが、時間を無駄にしてしまって反省です。
先週、後は何をしていたんだろうか?ダウンロード間違えショックで記憶がおぼろげです。

さて、曇りや雨の多い冬の岬町。日曜日は晴れたんで山へ。南の方の山に行こうと思ってネットで電車の時間を検索して駅へ行くも、そんな時間に電車なし。駅の時刻表を見ると次の電車は45分後という、おそらく飯田線よりも不便な日曜日の岬町の電車。なんだかふて腐れて、プランBの学校の裏山に行くことにしました。

いっつも咲いてる気がするEricaなんとか。

春はまだ先なんだけど、早めに咲いたり花期が長い種だったりで思ったよりもカラフルだった。

いっつも咲いてる気がするEricaなんとか。

市街地のすぐ裏が世界遺産っていう岬町

岬町市民がマウンテンバイクにのって爆走。

結構な坂や無茶苦茶な道も登っていくのに驚いた。
都会の便利さと、山遊び・海遊びが手軽にできるっていう岬町はとても恵まれていると思う。

見たかったのはここ。たしか今年?火事になった斜面。
ふもとから見てると黒っぽく見えるのだけど、そろそろ何か咲いてないかなと思って。

まだ早かった。 けどアヤメ科のなんかが大量に出てきてた。

まだ自信がないんだけど↓


ワラビ?

ちょっと前に行った水牛の谷保護区でもワラビ的なものが蔓延っていて、見た目と動物が食わないっていう話からワラビに似た種なんかなーと思っていたんだけど、分布域がめちゃくちゃ広くて南アにも生えてるって知りませんでした。
管理人のJさんが南部アフリカのいろんなとこでこのワラビ?が増えて困っているっていっていたので、知恵がある人がいたらビジネスチャンスかもしれません。
 
間違いないと思うけど、シダの図鑑が貸し出し中だったんで、また調べます。

モザンビークに行ってきた5 ~マプト自然史博物館 Museo de Historia Natural de Maputo

2016-07-19

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「マプトでどこに行きたい?」って友達に聞かれて
「博物館」
っていって連れてってもらいました。よかったです。

ちなみに他にも、魚市場と薬草とか呪いグッズの売っている市場も希望したんですが、魚市場は夕方がにぎわうってことで行くも暗くて魚よく見えず。薬草市場はカオス地域にあるらしくって駄目でした。

まず素晴らしいのが建物。

ポルトガル風なのかなんていうのか知らないけど、南アの古い建物とは違う。 

中に入ってすぐの階段がかっこいい。


獣の頭とか。コロニアル。

1階の吹き抜けにある哺乳類大集合が展示のメイン。
モザンビークであることを考えると、相当頑張っていると思う。 少なくとも、友達一家はかなり盛り上がっていました。

充実の剥製群

バッファロー・キリンなどの大物も一通り。ゾウは複数。

雄ライオン VS バッファロー

雌ライオン VS シマウマ 

この手の喰う・食われるの剥製って血が出てるのはあんまりないんじゃないかと思うけど、ここのは流血してました。どうしてだろう。

他は昔ながらの展示です。
例えば剥製を使ってガラスケースに生態の一場面を再現。

ケースがかっこいい。

ノコギリザメかっこいい。 

レプリカと剥製が混ざって展示されています。

ミーバイ

マンビカー

ガザミ 

レプリカのクオリティーは微妙なのもあります。

波が気になる。 

ただ、部屋の片隅にレアなものがポツンと置かれていたりして気が抜けません。

ジュゴン全身骨格

シーラカンス。 化け物みたいになってるけど。
レプリカは見たことあるけど剥製って初めて見たと思う。

ガイドブックによると、ゾウの胎児の標本が目玉らしいです。
ずいぶん昔、マプト湾より南側を農地として利用するためにゾウを全部退治した時に、お母さんゾウのおなかからサンプリングしたという、何とも血塗られた歴史のある標本らしい。

発達の過程に沿って展示。

液浸で最初はこんなの。

10ヶ月。ゾウ。

11ヶ月になると紙粘土みたいなレプリカになります。

これはどっちでもいいな。

モ国のような豊かではない国で博物館はどうすればいいんだろう?っていうのが気になります。博物館のお客さんは誰なんだろう?ほとんどの外国人観光客はビーチに行くだけで、博物館にくる人は少ないだろう。地元の人でお金を払って博物館に行こうって思うのはごく少数だろうし。学校遠足っていっても学校はちゃんとしてるんだろうか?
 うーん、勝手に色々考えてしまいます。

モザンビークに行ってきた4 ~海辺

2016-07-18

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南ア人にとってモザンビークといえばビーチ。長い海岸線、白い砂浜。
南ア人じゃないけど、調査の合間にビーチも行きます。

海に沿って広がる砂地の土壌は人が住むのに都合が悪いみたいで、家もあまり見当たりません。なので、観光地的なビーチ以外は人がほとんどいません。

海の手前はかなり標高のある砂丘になっている

クジラ?

沖縄にはないやつだね

チジュヤー

海でキャーキャーいって遊びます。 

これは海辺じゃないけど海岸低地林っていうことになるのかな?いい林を見学。

Zamioculcas zamiifolia サトイモ科!

謎のツル。

砂丘の谷間は湿地になっていて、そういうところもなかなかいい。

 
レアなヤシ。砂漠のオアシス風にしてみる。

海沿いは沖縄と同じ種もみられるから、見つけた瞬間「あっ!」ってホームシックになります。

シロツブ

グンバイヒルガオ

ビーチリゾートの街(の友達の友達の家)にも泊まりました。
ここは海につながっている潟湖で、めちゃくちゃ遠浅。100メートルくらい歩いても膝より浅い。
昔は雨期の終わりに近づくと潟湖の水位が上がって海とつながって 、乾季になると水位が下がって海は砂州で隔てられていたらしいです。で、開通の日はお祭りだったそうです。が、最近はお祭りの日に力づくでつなげているとか。

ビーチでビールとかします。

 友達が交渉してくれてボートにも乗りました。

ダウンロード・アプリ・非リア充

2016-07-15

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日常生活に新鮮味がなくなってきているのか、書くことがありません。
ここ数週間のメインの仕事は;
  • 修論をどっかに投稿しようっていうことで、がんばって書いた論文をバッサリ3分の1ぐらいに短く書き直す。
  • モ国南部の衛星画像をひたすらダウンロード
とパッとしません。
論文を減らすのが思っていたよりも大変で、面倒くさいなーと思いながらちんたらちんたらやってたら、3週間くらいかかっちゃいました。どの雑誌に投稿するかって決めるのは、「ここならいける」「とりあえずこっち狙ってみて、ダメだったらこっちに」と、高校生の進路指導みたくて面白かったです。あれですね、イントロの書き方が大事っぽいです。科学とかそういうんじゃなくて、もうこの辺はテクニックだな。

授業の手伝いも。ある日先生に、

「4年生の授業。2時間半のコマあるからなんか考えて。」
「2時間半・・・えっ?」

4年生なら複雑な内容になるだろうし2時間半はちょっとしんどいって思っていたんだけど、どうも適当発言だったっぽくて、次の週になったら1時間に減っていました。で、まあ無事終了。
研究室の他のメンバーも授業を考えて、とても面白かった。たとえばこれ↓

大きな布に木や草に見立てた模様をプリントして植生調査 
調査方法ごとのバイアスと手間、時間を比較

学科でたまにケーキ持ち寄り大会があるんですが、異文化であることを認識させられる機会になっています。
 

妹が小さいとき描いてたレーズンの絵を思い出した。

さて、友達が卒業していなくなったので非リア充生活を送っておりました。
が、最近、こんなんじゃダメとおもって、語学と運動をやることにしました。

ということで、3回目くらいの挑戦となるポルトガル語をかなり真面目に勉強中。スマホのアプリをダウンロードして、図書館から本を借りました。習うってそういうものなのかもしれないけど、最初は簡単だけどどこかで急に難しくなります。ギターのコードのFです。ポル語はなんとか続けて、次にモ国に遊びに行くことがあったら使えるようになりたいものです。

運動はカポエラの教室に通うことにしたんですが、久々に体を動かしたらウォーミングアップで悶絶。「体力づくりしよう」っておもって、運動のアプリもダウンロードしてみました。

「超しんどいけど、君は変われる」

みたいなコピーのスパルタンなやつを、そうかそうか、と思ってインストールしてみました。2回くらいやりましたが、激しかったです。そんなにしても変わりたいのか?と思い始めています。
あと、「人間こいのぼり?」ができるっての、面白そう!ってダウンロードしてみました。そのうち、棒を探したいと思います。このまま行くと、帰国したらSASUKEにエントリーするしかないんじゃないかと思います。

さてさて、岬町は冬で景色は茶色っぽいですが、いくつか花がさいています。
まずは我が家近くの原野。

Romulea flava  の仲間? 色違いの黄色もあり(※色違いも同種なんだって)。

去年は花を見逃したArctopusの仲間。花はセリ科だ!

一人サイクリングは継続中

African Spoonbillのエサ探し 

去年車で行って気になっていた北の方の海岸。
拾い物狙いだったけど特に収穫なし。 でも景色はよかった。


Arctotheca populifolia Sea pumpkin