春のお出かけ

2025-09-15

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久しぶりの投稿だね。一時夜までパソコンで仕事してたり、体調崩してたりとかで、すっかりでした。

 

この体調崩してた原因、喉が痛くて風邪かなと思ってたんだけど違うかも。先月も同じ症状で寝込んだのに、またかかる。しかも今回完全に治るのに一週間くらいかかったっていうのが、さすがに免疫的におかしい気がする。ということで考えたところ、おそらくですが、家の壁のカビ取りでガンガン塩素系の漂白剤をスプレーしたのが原因ではないかと。喉に絶対悪そうじゃん、吸入しちゃったら。

 

ということで、9月に入り岬町は公式に春を迎えました。っていうことで、バイクで出かけたり。

 

 

この辺リンゴがたくさんなんだ

 

300キロくらい離れたところにとまった。前日に宿から「車大丈夫です?ちょっと道悪いんで四駆じゃないと厳しいですよ、確認です」って連絡がきたんだけど、確かに結構だった。メインの舗装道路から数キロだけとはいえ、かなりの冒険感。

 

ビッグサンダーマウンテンみたい
  
春だね
 
谷を降りて行ったところが全部宿?と農場?みたいで、別世界の感覚。谷底には川もあって夏に遊びに来るのによさそう。 
 
 
一泊5000円くらいだったかのコテージに宿泊。コテージ2つとキャンプ場だけと静かでこじんまりしててよかった。家の冷凍庫から持ってきた冷凍ご飯を温め、冷蔵庫にあった肉とピーマンを焼くという、超手抜き飯くって寝る。
 
泊まった小屋
 
別の日はまた、別のところへ。毎年行ってる?花園へ。 
 

今年は満開のタイミングだった

 

きれいすぎてもはやキモい

これ好き

あとは、前に仲良くしてたモ国人のBさんが岬町に来るっていうので飲んだ。久しぶりに話すと面白かったな。モ国の現代史の話とか。そんなBさん、今は偉い立場っぽくって、あっちこっちの会議に出てるみたい。で、今度、ある国に会議に行く予定らしいんだけど、そのビザを取るのが大変。というのもモ国にその国の大使館がなくって、そのためにわざわざ南アにある大使館にビザ取りに来ないといけないんだって(しかもビザ降りる保証なし)。やっぱり、いろいろ大変だよな。

スペアリブのバーベキューソースっていう南ア的なパブ飯

今年の冬まとめ

2025-08-11

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今年の冬は過去二年ほど雨が多くなくって、なんとかなってる。とはいっても、7月はどんより雨の寒い日が多かった。


どんより

 

我が家は湿っぽいんで、ちょうどいいんじゃないってことで、買ってみたキノコ栽培キット。さっそく2本生えてきたから、白菜と鶏肉とで鍋にしたんだけど、その後ぱったり。毎日霧吹きしてたんだけど、どこがよくなかったのか。

 

ヒラタケの菌糸  


7月末にはガチめな勉強会に参加。2日目まではなんとかついてったものの、3日目以降はよくわからんかった。カルマンフィルタ周りの話とかさ、「あー、そういうことだったのね」、というプチアハ体験みたいのはあった気がしたんだけど、講義終わって資料見てみると「あれ、あのわかった気がしたのは何だったんだろ」って。この手のは感覚をものにするために反復練習がいるんだろうなって思ったのと、本当に新しい研究っていうのは深い部分も分かって作っていくもんだんだなって思ったね。

 

 

昼飯の皿がおしゃれだった 

 

あとは、人の調査についていくシリーズ。研究室のBさんのカエル調査に押し掛ける。雨季の今がちょうど産卵期ってことで、レアなやつを見に行く。 

 

 

みんなで捕まえる

標識再捕獲で個体数推定するんで、蛍光塗料?みたいな何かを脚に注射して識別。こんな小さいカエルに注射できるかな?脚痛めちゃったりしないかなって思ったんだけど、慣れたらかなりのスピードと正確さでできるようになった。
 
 
アマガエルより一回りか二回り小さい
 
やっぱ、人の調査についていくのはめっちゃ楽しい。メンバーもよかったし、天気もいい日で朝から夕方までいいところでわちゃわちゃしていい日だった。
 
その他、特筆すべきことのない日々を過ごしています。体調崩した日に寝ながらラジオ聞いてたら、牡蠣祭りからの中継やっててね、あー牡蠣食べてーってことで、ちょっと体調回復してからさっそく食べた。調べたらアマゾン本部のとこのモールで食べれるっぽくて。
 

 

1個300円くらいだったかな?病み上がりだったから2個だけ我慢。

スイッチ2売ってんだね 
 
今週はちょっとあったかくなり始めて、春は近づいているみたい。ひっさしぶりに机山行ってみたんだけど、天気よくて気持ちよかった。 
 

ワラビがちょうどいい感じ 

とはいえ、山はまだ冬で花は全然だった 

フラミンゴ便り オーストラリアの学会に行く:学会の後

2025-07-14

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学会の後、数日だけ観光してきた。何日でも遊んでていいってことで、じゃあバリ島で一か月ゆっくりしたりしようかなとも思ったんだけど、飛行機が思ったより高かったので断念。じゃあオーストラリアで、ということで数日だけ観光してきた。おすすめを友達に聞いて、目的地はブリスベンから120キロくらいだったかな?離れたとこにある多雨林の国立公園。

 

調べてみると、宿が高級リゾートと一軒貸しのエアビーみたいのしか見つからなかったので、南アからテントと寝袋持ってってキャンプすることにした。冬のオーストラリアでキャンプってどんなもんだろ?と心配だったんだけど、思ったよりも暖かくて助かった。


というわけで、ブリスベンでレンタカーを借りてラミントン国立公園を目指したんだけど、ロータリーの出口で方向がわかんなくなっちゃって道に迷いまくり、時間をかけて到着。

 

  

幹にビカクシダが普通についてる


2泊3日、実質真ん中の一日しか満喫できない予定でその日は雨。さすが多雨林。どうしようと迷ったんだけど、雨は無視してトレッキングします。登山道はきれいに整備されているし、傾斜もきつくないので雨でも平気。

入口に泥と種落としのブラシがあった
 
林は非常に立派です。ヤシが結構あるのと思ったより東南アジアっぽい感じ。とはいえわかんない種ばっかり。 事前調べではナンヨウスギとナンキョクブナは見とけ、ということなんで見ておきます。

上のほうまで行くと、ナンキョクブナがでてくる

 

見晴らしがいいらしい場所

途中まで行ったけど、、天気も悪いんで一旦戻ってキャンプサイトの周りの道を回ってみる。沢沿いのコースのほうが、ジャングル感があって雰囲気がある。

コケタンポポ生えてんのかなー?と一応探す

吊り橋とかあって楽しい 

 

雨だったけど強引に楽しんだ。すべて濡れたけど、すっごいいいところだった。下のほうの乾燥気味のユーカリ林とは違って、スペシャル感、世界遺産感があった。俺は全然わかんないんだけど、シダに詳しい人とかは、たまんないんだと思います。鳥もいたんだけど、写真はむつかしかったな。林が高くて深くて暗いのでいいレンズが必要。

 

で、天気悪いんだけど、事前に夜の観察ガイドツアーを申し込んだので参加。多雨林とユーカリ林を懐中電灯をもって歩きます。なんか天気的によくない日だったらしく、コアラとか見られんかった。


オポッサムしか見れんかった
 
幸いなことにテントをたたむ日の朝は晴れてたんで、全力でテントを乾かして撤退。この後岬町に戻った後もずっと雨だったから、本当にラッキーだった。
 
 
キャンプサイトは超きれい
 
冷蔵庫、コンロ、電気ケトル、トースターとかある共用キッチン
 
片付けして、山降りて、車返して飛行機にのります。帰りもシンガポール経由、一時間くらいの乗り継ぎで岬町へ。映画を見ながら帰ります。グレイテスト・ショーマン、開始15分でミュージカルおなか一杯と思ったんだけど、最後まで楽しかった。

右上の飲茶セットが一番うまかった
 
というわけで、5回の機内食を経て帰ってきた岬町、予想通り天気が悪く寒い。あー、もうちっとオーストラリアで粘ればよかったかもーと思ったり。 

オーストラリアの学会に行く:ブリスベン編

2025-07-07

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眠くってたまらない中飛行機に乗って、よくわからないまま離陸して朦朧とした状態で何か食べて到着。ブリスベン空港の国際線ターミナルはこじんまりしていて、入国審査も税関も行列もなし。市内までは電車で簡単に移動できる。電車の中も電車から見える景色や看板も、南アと似ている。初めての町はちょっと緊張もんだけど、その街が岬町と似ていたもんで無駄に防犯意識が高いまま宿に移動してチェックイン。 

 

その後すぐに分かったけど、ブリスベンは安全だった。人々が幸せそうな顔をして歩いてるし、車はちゃんと一時停止するし信号を守る。

 

とりあえず、ループみたいのに乗ってみた

 

市は広そうだけど、ビルのある中心街は狭い

 

川沿いにヒルギダマシ、市民がジョギングしてる

 

川沿いに大きい公園があって、博物館とかカフェとかがあるお台場っぽい感じになっている。なんとなく人の波にのっていったら空中庭園のあるビルに。

 

寒からず暑からずで過ごしやすい

 

屋外ライブとかあって幸せな休日 

 

ネットで見た感じ、特に惹かれる観光名所はなし。 とりあえず元植物園?みたいなところを散策しました。町から離れるとコアラ園みたいのがあるみたい。

 

観光よりダイソー優先。風呂掃除グッズ購入。  

 

ブリスベンの印象はきれいな岬町。ドラえもんので、金の斧のきこりの泉にジャイアンが落っこちちゃう話あるじゃん。あれで、岬町が入っちゃったらブリスベンみたいのかなって感じ。道路標識のフォントとか、信号の押しボタンとか、町のディティールが南アと一緒。パブやレストランのメニューもほぼ同じ(ただ値段は2倍)。で、英語のアクセントも近い。オーストラリアに移民する南ア白人が多いのは納得だわ、こういう街が「世界住みやすい街ランキング」的なのに入るのかなーと思った。

 

そんな街をあるきながら、満ち足りてない人いないのかな?不良高校生とかはいないのかな?とか、社会の暗部がないことなんてありうるのか?と考え始めて、ちょっと俺ひねくれすぎだなと思った。


さて、本題の学会ですが、大きかった。1700人だか1900人だかが参加していたとか。ポスターセッションとか新宿駅くらい混んでたから、見たいのを絞って並んで話させてもらう感じ。 とりあえず、自分の発表はちゃんとできたんでよかったし、名前だけは知っていた方々と直接会ってお話しできたのもよかった。

 

 

学会ってそれぞれ雰囲気があるけど、今回はナチュラル系というかグルテンフリーというか参加者の98%くらいはトランプ大統領不支持なんじゃないかという感じというか、でした。岬町大学の生物学科も、まあ、似たような感じかもな。あとユニークなのが、研究者や学生だけじゃなくってNGOの参加も多いことで、アメリカ政治の激変(USAIDのやつとか)で保全関係も相当予算が減って大変っていう話はあちこちであった。

 

繰り返しになるけど、人が多すぎて知り合いを探すのがまず大変だし、会場にいると人で疲れて体力と気力が持たない。話を聞くと、みなさん自分のペースで出たり入ったりしてるみたい(自分の発表+気になる発表以外は見ないとか)。というわけで、学会で知り合いになった人とご飯いったりとか思ってたんだけどそんなことはなく、宿のNetflixで地面師たちを鑑賞。いやー、めっちゃ面白かった。毎日1話か2話ずつみて、「今日も帰って地面師みよう♪」ってね、本当に楽しみだった。前に友達のKさんも言ってたけど、Netflixは入ったら終わりだな。たぶん止められなくなっちゃうだろうから、当面は入ってはいけないと思った。


唯一食べたオーストラリアっぽい飯、ラムの低温ロースト。

オーストラリアの学会にいく:シンガポールまで編

2025-06-30

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オーストラリアにいってきた。社交的な性分ではないもんで、自分の興味とピッタリ近くない限り学会とか研修会とかは別にーと思っている俺。今まで聞こえないふりしてたんだけど、卒業するためには外国の学会に行かないといけない説?があってついに。まあ、いろいろ経緯はあったんだけど、ついに参加です。

 

どうせ参加するなら、日本の近くのアジアか、行ったことない西アフリカか中南米がいいなーと思ってたんだけど、そんな都合いい場所で学会が開かれるわけはない。オーストラリアは遠いし、コアラもカンガルーもとくに興味ないし、どちらも南半球で冬だしと、テンション低めだったんだけど行ってみたら楽しかった。というわけで、しばらくこの話を書きます。




南アーオーストラリアは直行便も飛んでるけど、岬町-ブリスベンで検索して安かったのはシンガポール経由。午前中に岬町を出て、ヨハネスでお客さんを拾ってシンガポールへ。岬町出たときは半分も乗ってなかったけど、ヨハネスでほぼ満席に。南ア時間では昼間だったから寝ずにずっと映画みてた。
 

 

機内食は普通

 

行きの飛行機はシンガポール乗り換え10時間以上だったんで観光します。まずはアジアの飯を食おうと、空港のフードコートへ。少ない空いてる店の中、自助餐的な店でどうでもいい感じの朝食。

 

 

すべてのメニューがうまそうに見える

 

 

ナーベラー久々、うめー

  

ちょっと東南アジアっぽいとこみたいなと思って、ウビン島に行くことに。シンガポールはバスがどこでも走ってて時間通りにくるし、グーグルマップで乗り換え検索ができるから、移動は楽。

 

 

 

漁船みたいなのにのって島に渡る。現金のみ、片道4ドルだったか?

 

 

 

船着き場出る前から見えてるほど島は近くって、たぶん5分くらい。 

 

 

 

おー、ジャングルっぽい!って思ったんだけど、よく見ると果物の木や園芸種っぽいのが混じってたりして、やや人っぽい感じとはいえ、東南アジア感にテンションあがる。

 

 

ナハキハギじゃん! 

 

  

ニッパヤシの実 

 

島の端にあるマングローブと遊歩道を目指します。Mangrove pittaっていうきれいな鳥がいるらしいんで、見れるといいなーと思いながら歩きます、鳥そこまで好きじゃないんですけど。

 

 

 

 

木道もあってきれい 

 

 

見ごたえあった 

 

 

pittaはみれなかったけど、こいつはいた

 

 

シオマネキもそれなりにいた

 

 

こういうのは沖縄にいるのと似てる 

 

岬町の冬になれた体には東南アジアの日差しと蒸し暑さがきつくって、昼頃にはもう無理になったんで、本島に戻ることに。すでに水2リットル消費です。で、もう外に出たくないんでショッピングモールで涼む。

 

 

エアプランツのオブジェがかっこいい 

 

ちょっと高いのかもしんないけど、ユニクロも星乃珈琲もロイホもドンキもあって、シンガポールでは日本みたいな生活ができそう。オリラジもこういうところで買い物してんのかな、海外生活っても場所によって違うもんだなとか。ショッピングモールに飽きるまでいたあと空港に戻って、寝ないように頑張る。東南アジアの甘い練乳コーヒー飲んで頑張る。

 

深夜のブリスベン行きを待つ

岬町比較でシンガポールの感想は、お店の人がちゃんと仕事してる、だけど愛想がないというかお喋りがなくて寂しい。岬町はお店の人はフレンドリーで笑顔にあふれているけど、レジ打ちながらスマホいじってたりする、シンガポールは無表情でレジを打つ。どっちがいいのかはわかんない。

 

あと、シンガポールは経済的には満ち足りて成功を収めた後も今の路線で進むのか。ガーデンシティー路線の先にエコでクリーンな国の方向ってのも目くばせしてくのかな?冷房ガンガンのショッピングモールの巨大人工滝はエコじゃないけど、エコっぽいっていえばそんな印象じゃん?

 

シンガポールすげーって思った