オーストラリアの学会に行く:ブリスベン編

2025-07-07

眠くってたまらない中飛行機に乗って、よくわからないまま離陸して朦朧とした状態で何か食べて到着。ブリスベン空港の国際線ターミナルはこじんまりしていて、入国審査も税関も行列もなし。市内までは電車で簡単に移動できる。電車の中も電車から見える景色や看板も、南アと似ている。初めての町はちょっと緊張もんだけど、その街が岬町と似ていたもんで無駄に防犯意識が高いまま宿に移動してチェックイン。 

 

その後すぐに分かったけど、ブリスベンは安全だった。人々が幸せそうな顔をして歩いてるし、車はちゃんと一時停止するし信号を守る。

 

とりあえず、ループみたいのに乗ってみた

 

市は広そうだけど、ビルのある中心街は狭い

 

川沿いにヒルギダマシ、市民がジョギングしてる

 

川沿いに大きい公園があって、博物館とかカフェとかがあるお台場っぽい感じになっている。なんとなく人の波にのっていったら空中庭園のあるビルに。

 

寒からず暑からずで過ごしやすい

 

屋外ライブとかあって幸せな休日 

 

ネットで見た感じ、特に惹かれる観光名所はなし。 とりあえず元植物園?みたいなところを散策しました。町から離れるとコアラ園みたいのがあるみたい。

 

観光よりダイソー優先。風呂掃除グッズ購入。  

 

ブリスベンの印象はきれいな岬町。ドラえもんので、金の斧のきこりの泉にジャイアンが落っこちちゃう話あるじゃん。あれで、岬町が入っちゃったらブリスベンみたいのかなって感じ。道路標識のフォントとか、信号の押しボタンとか、町のディティールが南アと一緒。パブやレストランのメニューもほぼ同じ(ただ値段は2倍)。で、英語のアクセントも近い。オーストラリアに移民する南ア白人が多いのは納得だわ、こういう街が「世界住みやすい街ランキング」的なのに入るのかなーと思った。

 

そんな街をあるきながら、満ち足りてない人いないのかな?不良高校生とかはいないのかな?とか、社会の暗部がないことなんてありうるのか?と考え始めて、ちょっと俺ひねくれすぎだなと思った。


さて、本題の学会ですが、大きかった。1700人だか1900人だかが参加していたとか。ポスターセッションとか新宿駅くらい混んでたから、見たいのを絞って並んで話させてもらう感じ。 とりあえず、自分の発表はちゃんとできたんでよかったし、名前だけは知っていた方々と直接会ってお話しできたのもよかった。

 

 

学会ってそれぞれ雰囲気があるけど、今回はナチュラル系というかグルテンフリーというか参加者の98%くらいはトランプ大統領不支持なんじゃないかという感じというか、でした。岬町大学の生物学科も、まあ、似たような感じかもな。あとユニークなのが、研究者や学生だけじゃなくってNGOの参加も多いことで、アメリカ政治の激変(USAIDのやつとか)で保全関係も相当予算が減って大変っていう話はあちこちであった。

 

繰り返しになるけど、人が多すぎて知り合いを探すのがまず大変だし、会場にいると人で疲れて体力と気力が持たない。話を聞くと、みなさん自分のペースで出たり入ったりしてるみたい(自分の発表+気になる発表以外は見ないとか)。というわけで、学会で知り合いになった人とご飯いったりとか思ってたんだけどそんなことはなく、宿のNetflixで地面師たちを鑑賞。いやー、めっちゃ面白かった。毎日1話か2話ずつみて、「今日も帰って地面師みよう♪」ってね、本当に楽しみだった。前に友達のKさんも言ってたけど、Netflixは入ったら終わりだな。たぶん止められなくなっちゃうだろうから、当面は入ってはいけないと思った。


唯一食べたオーストラリアっぽい飯、ラムの低温ロースト。

0 コメント:

コメントを投稿