ミニバスのストライキ・冬の終わり

2023-08-14

ここ2週間の岬町の話題といえばミニバスのストライキ。岬町中を爆走する庶民の足、ミニバス。車種はほぼ100%ハイエースで、乗客は最大17人くらい?それに運転手と車掌さん(客引き、お金回収、降車場所確認係)。行先は決まっているけど時間は決まってなくて、満員になるか、ある程度待ってお客さんが集まってきたら発車という仕組み。

 

このミニバス自体はいろんな国にあると思うんだけど、岬町のはクオリティ高めだと思う。値段は明示されているし、ぼられることもまずない。ボロボロの車っていうのは見かけなくてコンディションも平均的にいい。ただ、道路を非常にやんちゃに爆走する。でも100回以上乗っているはずだけど、乗車中怖い思いをしたのは1回だけかな。むしろミニバス乗り場の方が不穏な空気を感じる。

 

先日法律が変わって、危険運転の車を警察が差し押さえられるようになったそうです。そしたら、警察がミニバスが数十台差し押さえたらしい。そしたらミニバス組合が、「そんなことするならストします」といって、急遽運転中止。さらに、ミニバスで高速道路をノロノロ運転でふさぐとか、ミニバスでバリケードみたいなのしたりで、大学も人が減ったし街も混沌としてたみたい。

 

ミニバスが止まると、出勤、通学ができなくなる人がたくさん出る。一番困るのは街から遠くに住んでて、車を持っていない人たち、っていわゆる貧困層であり、エッセンシャル・ワーカーである人達。その人たちが働けなくなると街が止まる。ストは4~5日間続いて、どっかで何かを合意したみたいで終わった。

 

感想は「意味わかんない」です。やっぱりさ、教え込まれた協調性じゃん?ちょっと理解超えてきた。あとは「それもストに入るの?」です。ミニバス業界は本当に闇が深いんだろうね。

 

ま、それはさておき冬が終わりつつあります。で、この間ウェストコースト国立公園に連れてってもらった。

 

木道の先に観察小屋がある

隙間から水鳥がみられる

 

不覚にもデジカメの充電忘れで鳥の写真はありません

 

フラミンゴ(大)が目の前歩いてたので、皆さんの想像で補ってください。そのほかオニアジサシ、アオアシシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ソリハシセイタカシギとか。驚いたのはスコープ覗いてたらダチョウがいたこと。さすがアフリカ。 


ビーチにはオットセイの死体が5体くらい漂着してて臭いがすごかった。

 

大腿骨

 

ビーチにキョクアジサシ?かナンキョクアジサシ?がいっぱいいたんですが、あまり感動はなかったです。アジサシと大体一緒、見たかった種なんだけど既にどっちだったかすらあやふや。例によってガチ勢のMさんは群れに混ざる普通のアジサシを発見していました。あとは Black Harrierすごくよかった。カッコいい(写真なし)。

 

もうすぐ春だから花も咲き始めてた。 テンションあがるんだけど、1分に5回くらいなんで充電忘れるかなって思った。


Babianaなんとか

 

お花畑も始まったところで非常にきれい。 


黄色はすべてオオキバナカタバミ。地元でもおなじみ。

 

さすが外来種としてのポテンシャル感じた、と思いましたが、こういうことを言っていると感じ悪いので自重します。

 

机山周辺も春めいてきた。 

 

別の日。冬の終わりになると集まってくる、きれいなカエルみたいなって湿地見に行った。あそこは工事で良くなくなってるかも…と友達が言ってたところ、昼間だったのもあるけど、ダメだね。これは見つけづらそう。 


アマゾンの南ア本部 建設中

 

湿地だったところに建ててるだけあって、盛り土とか地盤改良みたいなのゴリゴリで、パイル?みたいの打ち込んでた。ビルは超でかいです。


前から気になってた机山のシダ。分ける派の人は P. aquilinum capense って扱ってるみたいけど、やっぱりワラビでいいみたい。capenseって何が違うんだろう。

 

 

裏山の登山道わきにいっぱい生えてる


国立公園のはダメだから、どっか生えてないかなーと思ったら学校の駐車場上に生えてた。

 

味もワラビ。おひたしで食べる春の味。 

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