オーストラリアの学会にいく:シンガポールまで編

2025-06-30

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オーストラリアにいってきた。社交的な性分ではないもんで、自分の興味とピッタリ近くない限り学会とか研修会とかは別にーと思っている俺。今まで聞こえないふりしてたんだけど、卒業するためには外国の学会に行かないといけない説?があってついに。まあ、いろいろ経緯はあったんだけど、ついに参加です。

 

どうせ参加するなら、日本の近くのアジアか、行ったことない西アフリカか中南米がいいなーと思ってたんだけど、そんな都合いい場所で学会が開かれるわけはない。オーストラリアは遠いし、コアラもカンガルーもとくに興味ないし、どちらも南半球で冬だしと、テンション低めだったんだけど行ってみたら楽しかった。というわけで、しばらくこの話を書きます。




南アーオーストラリアは直行便も飛んでるけど、岬町-ブリスベンで検索して安かったのはシンガポール経由。午前中に岬町を出て、ヨハネスでお客さんを拾ってシンガポールへ。岬町出たときは半分も乗ってなかったけど、ヨハネスでほぼ満席に。南ア時間では昼間だったから寝ずにずっと映画みてた。
 

 

機内食は普通

 

行きの飛行機はシンガポール乗り換え10時間以上だったんで観光します。まずはアジアの飯を食おうと、空港のフードコートへ。少ない空いてる店の中、自助餐的な店でどうでもいい感じの朝食。

 

 

すべてのメニューがうまそうに見える

 

 

ナーベラー久々、うめー

  

ちょっと東南アジアっぽいとこみたいなと思って、ウビン島に行くことに。シンガポールはバスがどこでも走ってて時間通りにくるし、グーグルマップで乗り換え検索ができるから、移動は楽。

 

 

 

漁船みたいなのにのって島に渡る。現金のみ、片道4ドルだったか?

 

 

 

船着き場出る前から見えてるほど島は近くって、たぶん5分くらい。 

 

 

 

おー、ジャングルっぽい!って思ったんだけど、よく見ると果物の木や園芸種っぽいのが混じってたりして、やや人っぽい感じとはいえ、東南アジア感にテンションあがる。

 

 

ナハキハギじゃん! 

 

  

ニッパヤシの実 

 

島の端にあるマングローブと遊歩道を目指します。Mangrove pittaっていうきれいな鳥がいるらしいんで、見れるといいなーと思いながら歩きます、鳥そこまで好きじゃないんですけど。

 

 

 

 

木道もあってきれい 

 

 

見ごたえあった 

 

 

pittaはみれなかったけど、こいつはいた

 

 

シオマネキもそれなりにいた

 

 

こういうのは沖縄にいるのと似てる 

 

岬町の冬になれた体には東南アジアの日差しと蒸し暑さがきつくって、昼頃にはもう無理になったんで、本島に戻ることに。すでに水2リットル消費です。で、もう外に出たくないんでショッピングモールで涼む。

 

 

エアプランツのオブジェがかっこいい 

 

ちょっと高いのかもしんないけど、ユニクロも星乃珈琲もロイホもドンキもあって、シンガポールでは日本みたいな生活ができそう。オリラジもこういうところで買い物してんのかな、海外生活っても場所によって違うもんだなとか。ショッピングモールに飽きるまでいたあと空港に戻って、寝ないように頑張る。東南アジアの甘い練乳コーヒー飲んで頑張る。

 

深夜のブリスベン行きを待つ

岬町比較でシンガポールの感想は、お店の人がちゃんと仕事してる、だけど愛想がないというかお喋りがなくて寂しい。岬町はお店の人はフレンドリーで笑顔にあふれているけど、レジ打ちながらスマホいじってたりする、シンガポールは無表情でレジを打つ。どっちがいいのかはわかんない。

 

あと、シンガポールは経済的には満ち足りて成功を収めた後も今の路線で進むのか。ガーデンシティー路線の先にエコでクリーンな国の方向ってのも目くばせしてくのかな?冷房ガンガンのショッピングモールの巨大人工滝はエコじゃないけど、エコっぽいっていえばそんな印象じゃん?

 

シンガポールすげーって思った

人の調査についていく

2025-06-02

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気がついたら、というより気がついていなかったから、なんだけどこのブログの投稿がどんどん減っている。2週間に一回は書こうかなと自分に課していたんだけど、忘れちゃうね。

 

さて、二週間くらい前?は人の調査に連れてってくださいーってお願いして参加。遠くまで行くので朝6時集合です!ってメール来たから集合したんだけど出発は8時過ぎだったかな?いきなりグダグダだった。

 

寒い中コーヒー飲んで待つ 

 

 

運転しなくていいのはありがたい 

 

今回一緒に行ったのは主に別の大学の学生。普段話したりする岬町大学の院生とは大分ムードというかノリがちがってざっくばらん。やっぱ岬町大学生はカッコつけているのか?

 


こんな感じのとこで植生調査
 

基本的にメジャー引っ張ってノート取り係、気楽です。修士の時の調査地に似た感じの場所もあって、おおーっ久しぶりだなって思ったな。そんな感じのところだとは知らず、植物の予習が足りてなかったのが残念。

 

人口希薄地帯なので、 店が少なかったり夕方早く閉まったり。肉屋はこんな感じ↓

 

どうして?


後半の宿泊先が川の増水で泊まれなくなったとかで、急遽別の宿に泊まることになったんだけど、なんか怪しい宿だったみたい。おれは何も気づかなかったんだけど、一緒にいた何人かは怖くて寝付けなかったとか。それでもって、次の朝

 

「この宿絶対やばい」

「聖書と十字架が至る所にあった」

「何もないところに向けて監視カメラが置いてある」

「俺は寝る前に祈った」 

 

とかで盛り上がる。治安的にも微妙ということでこの宿は引き払い、増水した宿にお願いして泊めてもらう。

 

 

オレンジ川水位高い 

 

 
川辺に溺れた猿

すごいデカい脚、なんだろう
 
なんだかんだで楽しかったな。大量にスナック菓子を買ってきてたりとかさ、陽気だったし。調査で遠くに出かけるっていうのではしゃいだりしたのって、いつだったかなとか。何人かは3日目くらいから明らかに疲れてき始めたりさ。長期調査のそういうワクワクとかグッタリとか、俺は随分前からそういう感覚なくなっちゃってたんだな。

帰ってきてから研究室の研究発表会があった。一年に一回だから今年は三回目。最初は知らない人ばっかだよ、と思ってたけど今年は俺が古参だった。
 

 

スライドにシグマとか行列があって動じないくらいには慣れた

 

たまに行く楽しいスーパーで売ってたブリ?ヒラマサ?が気になった。富山生まれですから。丸ごと冷凍で2000円くらい↓


切り身で売ってくれ
 
岬町は場所によってスーパーの品ぞろえが結構変わる。金持ちエリアだと高級ワインが並んでたり、イスラム教徒が多いエリアに近いと豚肉扱ってないとか。普段行くスーパーはイギリス系白人エリア(外国人も多いけど)にあって、フィッシュ・アンド・チップス以外の魚食わないから、魚が面白くないんだよね。こんなところにも格差だったり、いってみればアパルトヘイトの名残というかはある。